今田美桜(28)が主演、北村匠海(27)が相手役を務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』。同作は5月12日放送回の世帯視聴率が16.1%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)を記録するなど、人気を博している。
そんな『あんぱん』には期待の若手俳優・中沢元紀(25)がメインキャストで出演しているが、日を追うごとに彼の存在感が増している――。
【以下、『あんぱん』のネタバレを含みます】
朝ドラ『あんぱん』は、国民的キャラクター「アンパンマン」を生んだ漫画家・やなせたかしさんと妻の小松暢(こまつ・のぶ)さん夫妻の生涯がモデル。今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶを、北村がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じる。
今回注目を集めている中沢が演じているのは嵩の弟・千尋。幼少期は体が弱く兄の陰に隠れていたが、現在は文武両道の好青年に成長した。
「中沢さんは小栗旬さん(42)が社長を務める芸能プロダクション『トライストーン・エンタテインメント』で2022年に俳優デビュー。183センチの高身長と可愛いえくぼが印象的な、爽やか系イケメンです。
これまでも中沢さんは、民放トップの人気ドラマ枠『TBS日曜劇場』で放送された鈴木亮平さん(42)主演の高校野球ドラマ『下剋上球児』(24年10月期)で、俳優デビュー2年目にして生徒側の主人公ポジションに抜擢されるなど、同年代でも頭一つ抜けた存在として注目を集めていました。
そんな中沢さんは、『あんぱん』では“兄思いで誠実な弟”という役柄にも恵まれ、特に女性視聴者の心をワシ掴みにしているようです。現在放送中の第7週(5月12日~16日)でも、のぶ(今田)への切ない片思いの演技が注目を集めています」(女性誌編集者)
これまでも、千尋がのぶに片思いしていることをほのめかす描写は多くあった。
たとえば第3週では、のぶが町内パン食い競走で優勝するも、「女性に出場権はない」という理由で失格になった際、繰り上げ1位となった千尋が、優勝賞品であるラジオを「これは本当の1等賞の、のぶさんがもらうべき」と譲り渡す場面があった。