■渡部は違約金で貯金喪失する羽目に

 今から5年前の2020年に「多目的トイレ不倫」騒動を起こしたアンジャッシュ渡部建(52)には、約1億円の違約金が発生したと言われている。渡部は騒動前はテレビで見ない日はない超売れっ子で、CMにも出演していた。

 そんな彼が、5月13日から配信が始まったNetflixの番組『罵倒村』で、“違約金”について自ら語り、話題を呼んでいるのだ。

『罵倒村』は、元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏が企画した人気YouTube番組のNetflix版。渡部ほか多くの芸人がロケ先の村で罵倒されまくり、過去のヤラカシを徹底的にイジられる、という作品である。同番組は配信後すぐからNetflixの「今日のTV番組TOP10」で1位をキープし続けており、大人気を博している。

「渡部さんは20年6月に文春砲に被弾したのですが、そのことで方々に大きな被害が出て、違約金が発生したと。そして当時、まず所属事務所が違約金を立て替えたうえで、その後に渡部さんが事務所に返済する、という経緯になると説明されていました。

 今回、渡部さんは『罵倒村』で、不倫騒動時のエピソードを多く語っていましたが、そこで違約金の話もしていたんです。“あれだけあった貯金”がCMの違約金でほとんどなくなってしまった、と明言していましたね」(前出のワイドショー関係者)

 同じ、文春でスキャンダルを報じられた当事者によるリアルな言葉が世に出たばかりだが、永野は今後どうなっていくのか――広告代理店関係者は言う。

「永野さんが広告キャラクターを務めている各企業は、公式サイト上の動画や写真の削除に動いてはいますが、これはあくまでも自社のイメージ低下を恐れて、自主的に行なっているものだと見られます。各々の契約次第ではありますが、まだ違約金が発生するような“契約打ち切り”といった事態にまでは至っていないと見られていますね」

 タレントは“イメージ商売”。スキャンダルの真偽は関係なく、世間でのタレントイメージが悪化した時点で企業が購入したはずの“イメージ”の効果はなくなり、それで動画や写真を削除する判断は当然とされるが――、

「今回の場合、永野さんサイドは報道を否定している。詳細な報道内容や掲載された2人の仲睦まじい写真などから“限りなく黒に近いグレー”と見なされていますが、まだ疑惑止まりではありますよね。もちろん個々の契約次第ですしその詳細は当事者同士にしか分からない話ではありますが、現段階での契約打ち切りは考えにくい。永野さんサイドが、不倫関係があった、と認めない限り、すぐには契約解除には至らないと思われます」(前同)