中森明菜が4月19日、大分県で開催された野外フェス「ジゴロック 2025 ~大分“地獄極楽”ROCK FESTIVAL~ supported by ニカソー」に出演。小室哲哉がプロデュースするステージに登場し、ヒット曲『DESIRE-情熱-』をはじめ4曲を歌唱したことが話題になった。

 1980年代を代表する歌姫として知られる中森だが、2018年以降、活動を休止。2022年に個人事務所を設立し、活動再開を宣言。今回のフェスへの登場は、多くのファンを歓喜させた。

 今なお色あせない中森の魅力とその楽曲のファンは、若い世代にも多い。今回はリアルタイム世代の40~50代男女100人に1980年代に発売されたシングルA面曲の中から「中森明菜のいちばん好きな曲」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第3位(12.0%)は、『難破船』。

『難破船』は、1987年にリリースされた19枚目のシングル。もともとは加藤登紀子の楽曲で、加藤が中森の歌唱を熱望し、中森がカバーした。

 失恋の切ない心情を描いたバラードで、1987年度オリコン年間シングルチャートで6位を記録。同年『NHK紅白歌合戦』で同曲を披露した。

「誰もが経験するような恋愛を分かりやすい詞で表現されている。切ない詞と悲しげなメロディが心に響く」(48歳/女性/主婦)

「バラードが好みだから」(54歳/女性/主婦)

「悲しく強いところが良い」(56歳/男性/会社員)

「スローな感じが好き」(59歳/男性/会社経営・役員)

「悲しみが深くなるところが良い」(49歳/女性/パート・アルバイト)

「静かなのに熱さがある」(59歳/女性/会社員)

「この曲を歌っている姿が妖艶だった」(50歳/男性/自営業)

「カラオケでよく歌っていたから」(51歳/男性/経営者・役員)