4月末から、田中圭(40)との不倫疑惑が世間を騒がせている俳優・永野芽郁(25)。騒動が収まる気配はなく、5月19日には2026年放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演を辞退したことが発表された。

 永野は、『豊臣兄弟!』の主人公・仲野太賀(32)演じる小一郎(後の豊臣秀長)の幼なじみ・直役で出演する予定だった。

 しかし、一連の不倫疑惑報道を所属事務所が重く受け止めたようで、19日に『豊臣兄弟!』の公式サイトでは《永野芽郁さんの所属事務所から、5月18日、出演を辞退したいという申し出がありました。NHKとして検討した結果、この申し出を受け入れることと決定しました》と、発表している。

 永野を巡っては、4月24日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が田中との不倫疑惑を報道。記事によれば、2人は2021年公開の映画『そして、バトンは渡された』での共演がきっかけで知り合い、24年9月頃から交際関係に発展したとされる。

 初報の時点で永野、田中の所属事務所は不倫疑惑を否定するコメントを出したが、5月8日、『週刊文春』はスクープ第2弾として、2人のものとされる生々しいLINEのやり取りを報じた。

 文春に掲載されたLINEの内容について、双方事務所は「そのようなやり取りはしていない」と回答しているが、世間からは《無理がある》などと厳しい声が多数寄せられている。

 そして5月16日、渦中の永野は主演映画『かくかくしかじか』の舞台挨拶に登壇。取材陣が入らなかった場で、彼女は“この度は一連の報道でお騒がせして、ご迷惑をおかけしてすみません”と謝罪し、涙で言葉を詰まらせた、と複数のメディアが報じている――。

「大河ドラマは放送前年の夏前から撮影を開始します。ですので、クランクイン直前での決断となりましたね。

 不倫疑惑が報じられてからというもの、SNSは大荒れとなり、永野さんが契約していたCMスポンサー企業9社がHP上の動画を削除するなどの対処をしています。出演中のTBS日曜劇場『キャスター』でも、彼女が発するセリフがすべて意味深に聞こえるなど、視聴者から“ドラマに集中できない”という声も多く出てしまっている。本人サイドは疑惑を否定していますが、大河ドラマ『豊臣兄弟!』の辞退もやむなし、という感じですよね……。

 大河辞退発表の前夜、18日に放送された『キャスター』の第6話と次回予告も、永野さんのセリフと、現実とのあまりのシンクロぶりが話題になっていますね」(女性誌編集者)

 阿部寛(60)主演の連続ドラマ『キャスター』は、民放テレビ局「JBN」の報道局を舞台にした社会派エンターテインメント作品。型破りなキャスター・進藤壮一(阿部)が視聴率低迷に悩む報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任し、周囲を巻き込みながら真実を追求し、社会の闇を暴いていく物語。

 5月18日の第6話では、難病で入院している幼い娘・藤井ユキノ(佐藤恋和/8)を助けたいあまり、母親・真弓(中村アン/37)が、違法な臓器売買が絡む生体肺移植に手を出してしまう、という物語が描かれた。

 同回では並行して、18年前、進藤のスクープによって、違法な臓器移植をあっせんしたNPO法人に警察の捜査が入ったこと、そのせいで、永野演じる『ニュースゲート』の総合演出・崎久保華の姉・沙羅(鈴木礼彩/12)は移植手術が行なえず、11歳で亡くなっていたことが明らかとなった。