■『19番目のカルテ』とラストツアーに向けて“TV&嵐モード”に

 松本は「常温の水」を愛飲していると報じられているが、水を日常的に飲むことは体内の老廃物を排出するデトックス効果が期待できる。また、常温で摂取することで内臓や筋肉の冷えを防げるとされる。

 2020年5月には嵐のインスタストーリーズを更新。ゴールデンウィーク中には消化器官を休ませるための断食「ファスティング」をしていると明かし、《痩せてきた》というコメントともに自撮りをアップしていた。その後の投稿では《先週のファスティングが終わり回復食を食べてます》と報告し、自作の梅干しが乗ったおかゆ、かつお節をまぶしたメカブ、豆腐とワカメの味噌汁、アボカドと豆腐のサラダを披露した。

「芸能人の生活は何かと不規則になりがち。楽屋弁当ばかりで体調を崩してしまう人も少なくありません。松本さんはそういった現場に自作のスープを持参することもあるそうですね。

 そんな松本さんは、嵐以外のときは“役者モード”や“プロデューサーモード”で仕事に臨んでいるといいますが、『正三角関係』のときには“役者モード”で舞台用に増量したのではないでしょうか。体を大きく見せたほうが舞台映えしますからね。そこから『19番目のカルテ』のために体を絞って“テレビドラマモード”になり、さらにその後は“アイドルモード”となっていくのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 ハードな役作りで体重を増減させる役者は少なくない。

 鈴木亮平(42)は15年放送のドラマ『天皇の料理番』(TBS系)に主要キャストとして出演した際、病に侵されてしまい弁護士になる夢を断念する役を演じるにあたって体重を20キロ落として撮影に参加。逆に、映画『俺物語!!』では体重を30キロ増やし、NHK大河ドラマ『西郷どん』でも約100キロにまで増量した。

 大沢たかお(57)は映画『キングダム』シリーズで将軍・王騎を演じるにあたって体重を20キロ増量。トレーニングするとともに「7か月ぐらい食べ続けてました。朝からステーキとご飯で、2時間後にプロテイン。もう1回ステーキとご飯でまたプロテインを飲む」と過酷な役作りをしていたと明かした。

「松本さんも、鈴木さんや大沢さんに負けないくらいのプロフェッショナルぶりで知られていますよね。嵐の活動時以外は“役者モード”で、出演する作品に求められる体型やビジュアルに合わせて体重を増減するんでしょう。彼は小栗旬さん(42)とも親しいですし、小栗さんの事務所の会長で映画界の重鎮として知られる山本又一朗さん(77)を尊敬しているといいますからね。“役者”という仕事には、本当に全力で臨んでいると言われています。

 主演ドラマ『19番目のカルテ』でも、撮影にあたってしっかりと絞ってきたと。テレビでは普通の体型であっても生で見るより大きく見えますから、そこを考えてのことではないでしょうか。そして、嵐のラストツアーに向け、完璧な“アイドル松潤”になるべく、引き続き厳しいトレーニングと節制を続けていくことになりそうです」(前同)

 激やせした最新ビジュアルが絶賛されている松本――『19番目のカルテ』での熱演と嵐のラストツアーでの躍動に大いに注目が集まっている。