歌手で俳優の西内まりや(31)が芸能界からの電撃引退を発表してから約10日が経過した。

 5月15日、まりやはインスタグラムを更新。《この度西内まりやは芸能界を引退することとなりました》と切り出し、《今年に入ってからSNSの更新も止めていて、お仕事の依頼や応援メッセージにもお応え出来ず、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。5月いっぱいをもって、エージェントとの契約も終了させていただきます》と報告。

 理由については《詳細は控えさせて頂きますが、今年になって身内があるトラブルを起こしている事が発覚し、その件に私自身は関与してはいないものの、場合によっては大きな問題になり関係各所にご迷惑が及ぶ可能性があると考え、活動を自粛していました》と説明した。

 そして、《今一度身内と、そして自分自身と時間をかけて向き合う必要があると感じています》《その上で、しっかりと心を休ませ気持ちを新たにして、新しい人生を歩きたいと考えるようになりました》とした。

 2007年、まりやは13歳で芸能界入りするとファッション誌『ニコラ』(新潮社)や『Seventeen』(集英社)などのモデルとして活動。08年にはドラマ『正義の味方』(日本テレビ)で女優デビューし、17年には月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)で主演を務めるほどの目覚ましい活躍をしていた。

 他方、13年には「10代の女の子がなりたい顔」(gooランキング)で20歳代以下の女優の1位を獲得。14年には歌手デビュー。デビュー曲『LOVE EVOLUTION』で第56回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した。

「俳優業、歌手活動でもさらなる活躍が期待されていたまりやさんですが17年に所属事務所とのトラブルが発覚。所属していた事務所の社内で“もう我慢できない!”と社長に平手打ちを放ったとされ、これによりに18年4月までに事務所を退所。

 21年にNetflixの『全裸監督 シーズン2』に出演して以降はしばらく映像作品への出演もありませんでしたが、モデル活動やインスタで近影を投稿するたびにネットニュースに取り上げられるなどまだまだ存在感はありました。そんな彼女が突然の芸能界引退。しかもその要因となったトラブルが明らかになり大きな衝撃が走りましたよね」(ワイドショー関係者)