今田美桜(28)主演のNHK連続テレビ小説あんぱん』の第9週「絶望の隣は希望」が5月26日から放送される。23日まで放送された第8週「めぐりあい わかれゆく」では、主人公の妹・朝田蘭子を演じる河合優実(24)が、“主役食い”だと話題になったが、今度は北村匠海(27)が注目されそうだ。

 同ドラマは、漫画家・やなせたかしさんと妻・小松暢(こまつのぶ)さんをモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。ヒロインはのぶ(今田)だが、これまでは物語の中心から外れていることが多かった。

 第8週は、のぶが尋常小学校の教師になって1年半が経過。もうすぐ二十歳になるのぶのもとには、いくつもの縁談が持ち込まれるが、本人にその気はない。ある日、父・結太郎(加瀬亮/50)と親交があったという上品な婦人が現れ、船乗りになった息子・次郎(中島歩/36)の嫁にのぶをほしいと言う。

 そんな中、豪(細田佳央太/23)の戦死の報せが届く。ひとり押し黙る蘭子にのぶは、豪の戦死を誰よりも誇りに思うべきだと語りかけるが、蘭子は、本気でそう思って子どもたちに教えているのかと問い詰め、「嘘っぱちや!」と言って、母・羽多子(江口のりこ/45)の胸で泣き……という展開。