■永野の今後は“配信路線”か

 一部では、永野には10億円を超える違約金が発生する可能性も言われているが、現状ではCMの削除は“企業側の理由”という形になっているようだ。

「永野さん側が不倫疑惑を一貫して否定しているため契約自体は切れておらず、違約金などは発生していないものと見られています。もちろん、個々に契約は異なるでしょうし、今後、広告代理店を入れた話し合いが行なわれると見られますが……。ただ、永野さんへの信頼は崩壊しており、少なくとも契約の延長や、新規で契約を結びたいという企業は現われないでしょうね。

 そんな厳しい状況に置かれている永野さんですが、所属事務所は、彼女がまだ25歳で、そしてこれまで大活躍をして大いに貢献してきてくれたことも踏まえて、今後も彼女をフォローし、復活への道を模索していくと言われていますね。

 ただ、やはりもうスポンサー企業が絡む仕事は厳しい。ですので、これまでとは違った方面で売り出していくのではとささやかれています」(民放キー局関係者)

 不祥事を起こしてテレビドラマに出られなくなった俳優が、映画俳優として活動を再開するというのはよく聞く話だが、永野の場合はそれも簡単ではなさそうだ。

「テレビドラマだけでなく、映画の世界でもスポンサー企業の存在は不可欠。彼らの協力がなければ予算が立てられず、映画を撮ることはできません。もちろん、小規模の映画なら大手スポンサー企業なしでも製作できますが。

 ですので今、言われているのはNetflixやAmazonPrimeVideoといった、スポンサー企業に依存していない配信メディアでの活動を探るのでは、という話ですね」(前同)

 また、永野の所属事務所は俳優業以外の事業にも強い大手プロダクションのため、別ジャンルを開拓する道もあるようだ。

「たとえば、アーティスト路線ですよね。永野さんの所属事務所には、DISH//北村匠海さん(27)やM!LK佐野勇斗さん(27)、女優では本仮屋ユイカさん(37)など、俳優業と音楽活動を並行しているタレントは珍しくなく、そのための部署や自社レーベルも持っていますからね」(同)