フジテレビ月9枠で放送され、社会現象級の大ヒットとなった武田鉄矢(76)と浅野温子(64)のダブル主演ドラマ『101回目のプロポーズ』。1991年7月期に放送された同作の続編『102回目のプロポーズ』(仮)の制作が内定したことが5月22日発売の『女性セブン』(小学館)に報じられ、ファンをざわつかせている――。
『101回目のプロポーズ』は、冴えない中年サラリーマン・星野達郎(武田)と、交通事故で亡くした婚約者を忘れられずにいるヒロイン・矢吹薫の恋愛を描いた物語。達郎がダンプカーの前に飛び出して「僕は死にましぇん!」と叫ぶ名シーンは、今もなお語り継がれている。『101回目』は、平均視聴率23.6%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)という驚異的な数字を叩き出したトレンディドラマの金字塔だ。
『女性セブン』によると、続編『102回目のプロポーズ』(仮)はフジテレビの動画配信サービスFODの配信作品で、舞台は現代。主人公にお笑いコンビ・霜降り明星のせいや(32)、ヒロインには唐田えりか(27)が内定しているという。また、オリジナル版の主演・武田も出演予定だということだ。
制作会社関係者は言う。
「『101回目のプロポーズ』は、最終回で武田さん演じる達郎と浅野さん演じる薫が結ばれて終わりました。続編『102回目のプロポーズ』(仮)で武田さんの出演が言われているなか、ドラマファンの注目は浅野さんが演じた薫のその後ですよね」
昨年、映画『帰ってきた あぶない刑事』のイベントで披露した大胆なドレス姿が話題となった浅野。およそ35年ぶりに『102回目』に出演するとなれば、話題を集めることは間違いないだろう。
「それが、浅野さんは『102回目』には出演しないと聞こえてきています。というのも、劇中で薫はすでに亡くなっている設定らしくて……。『102回目』の時代は現代で、1991年の前作の“続き”だといいますが、薫が亡くなっているとなると、『101回目のプロポーズ』が好きで見ていた人からすれば、世界観が大きく変わったものを見せられるようで、ショックを受けたり、なかなか受け入れがたい人も出てくるのではないでしょうか。
ただでさえ今、“フジテレビではリメイクが多すぎる”という声が目立ちますが、『102回目』の制作が公式発表されたら、また荒れるかもしれませんね」