横浜流星(28)主演のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第21回「蝦夷桜上野屁音」が、6月1日に放送される。5月25日放送の第20回「寝惚けて候」は、生田斗真(40)演じる一橋治済(はるさだ)の“気持ち悪さ”が話題になった。
同ドラマは、町民文化が花開いた江戸時代中期を舞台に、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる、“蔦重”こと蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の生涯を描く物語。10代将軍・家治(眞島秀和/48)の後継争いが激化し、徳川御三卿・一橋家の第2代当主である治済(生田)の存在感が増してきた。
第20回は、大田南畝(なんぽ、桐谷健太/45)が書いた黄表紙の評判記「菊寿草」で、自身が手掛けた本が高く評価された蔦重は、須原屋(里見浩太朗/88)と南畝の家を訪れる。一方、江戸城では、老中・田沼意次(渡辺謙/65)が、家治が次期将軍に一橋家の豊千代は種姫を御台所に迎える意向だと、治済に伝える。
治済は、謹んでお受けしたいが、豊千代はすでに薩摩の茂姫と縁組みしていると明かす。そこで意次は、正室でなければ側室で迎える方法があると提案。治済は納得した様子を見せたが、意次が帰ると表情を一変させる。その後、薩摩から抗議の文が届き、意次は島津重豪(田中幸太朗/42)と直接交渉することに……という展開。
豊千代を次期将軍にし、さらに一橋家の勢力を増すため、治済の暗躍が描かれた今回。X上では、《生田斗真、『鎌倉殿の13人』の仲章より、腹黒さと黒幕度と腹立つ度は500%くらい増してるんだけど、なんか愛嬌も割り増しされててちょっと可愛く見えてくるから困る。悪役のキャラ作り上手すぎて唸ってしまう》など、生田への絶賛の声が寄せられている。