俳優・吉沢亮(31)が、5月28日放送の二宮和也(41)MCの『ニノなのに 2時間SP』(TBS系)に登場。

 多くの「なのに」にフォーカスするこの番組で、吉沢は「キャンプ経験ゼロ“なのに”無人島ソロキャンプ」に挑戦し、そこで見せたポンコツぶりが話題となっている。

「番組冒頭で、吉沢さんは朝から翌朝までゲームで遊ぶほどの超インドア派だけど、前々から“アウトドアな趣味がほしい”とも思っていて、本人の希望もあって実現した企画であることが明らかに。和歌山県の無人島・沖ノ島で人生初のサバイバルソロキャンプが行なわれる運びとなりました」(女性誌編集者)

 番組は吉沢に、ソロキャンプに欠かせない「テント張り」「食材調達」「薪拾い」「火おこし」「調理」の五か条に挑戦。吉沢はYouTubeで無人島サバイバルの動画を見るのが大好きなことから知識には自信があったが、現実はそううまくはいかなかった。

「結論から言うと、吉沢さんは“薪拾い”以外の全工程で大苦戦。“火おこし”は慣れるまでに時間がかかりつつも良い感じでしたが、残り3つの工程は何とも残念な感じで……。終始ノリノリで、楽しそうではあったんですけどね」(前同)

 まず、テント張り。それっぽく仕上がったがテントは立ち上がらず、吉沢は早々に無人島ガイドにヘルプを要請。不器用さも災いし、初心者でも20分あれば完成するはずのテント完成に40分かかった。

 次の食材調達では釣りをすることになったが、「釣り好き“なのに”釣った魚が触れない」というソロキャンパーとしては致命的な弱点が判明。さらに、岩場でヒットを待つ姿は絵になっていたが、毒のあるクサフグが1度釣れただけで、その後は釣れず。スタッフの助言で磯場での貝、蟹探しにシフトしたが、1時間かけて小さなマツバガイ2つが獲れただけだった。

 メイクやスタイリストに「すみませんお願いします!」とヘルプ要請する吉沢に、スタジオでアンミカ(53)は「(ヘルプ)2回目っていうか、全部ヘルプじゃない?」と、辛辣にツッコミを入れていた。

 その後、薪拾いを経ての火おこしは、時間をかけつつも成功した。しかし、最後のミッションである調理パートにて、吉沢のさらなるポンコツぶりが露呈することに。

 YouTubeでの知識もあり、吉沢は飯盒炊爨(はんごうすいさん)は自分で行なえたのだが、問題はスタッフが調達したマツバガイ10匹、小さなカニ10匹、魚・ギンポの調理方法だった。

 吉沢が「(ギンポは)さばきながら、(残りは)みそ汁にしながらみたいな感じですかね」と得意げに言うためスタッフが「さばけるんですね?」と期待したが、吉沢は「そこは師匠(無人島ガイド)が」と、まさかの丸投げ。

 スタッフから「ソロキャンプだったら師匠いないですよ?」と指摘されるも、「一人じゃ無理っすね。すごくいろいろやれる人と来たい」と答えた。この様子には、スタジオの二宮からも「ほぼグランピング」とツッコミが入った。

 最終的にみそ汁とギンポはおいしく調理できたが、人生初の飯盒炊きご飯は「水分ゼロ。めちゃくちゃ硬い」「芯が残っているというより、水分が残っていない!」というもので、吉沢は渋い顔。みそ汁と雑炊にして食べることで、おいしく食べることはできていた。