■昨年末の泥酔騒動を経て「顔がシャープになってる」指摘

 そして一連の作業を終え、吉沢は「困難もたくさんありましたけど、それを乗り越えていいキャンプになったんじゃないですか」とコメント。吉沢がやり切った表情をしていた一方で、ワイプでは二宮とアンミカが“乗り越えてなくない?”と疑問の笑顔を浮かべてコーナーは終わった。

 このポンコツキャンプにSNSは沸騰。

《吉沢亮くんが超綺麗な顔してるのに超ポンコツ過ぎて笑える》
《(サポート多すぎて)気持ちいいほどソロキャンプじゃないけどいつもの吉沢亮がギュッと詰まっててサイコーに面白かった》
《吉沢亮のイメージ変わった あんな綺麗な顔なのにポンコツ笑 凄い親しみやすさ意外》

 など、好意的な声が多く寄せられている。

 そして、吉沢がこうしてテレビに出演していることに、

《吉沢亮は完全復活だな》
《無人島のインドア吉沢亮のポンコツ具合見てたらいやこの感じなら酔っぱらって隣の部屋入るわと思いました》

 と、2024年末に起こした不祥事からの復活を指摘する声もある。

「吉沢さんはお酒好きで有名でしたが、24年末に酒に酔って自宅マンションの隣室に入るトラブルで書類送検されていたことが1月6日に報じられたんですよね。同14日に本人と所属事務所が謝罪コメントを出したことで、騒動は収まりましたが」(前出の女性誌編集者)

“酒による不祥事”の影響は大きく、吉沢がCMキャラクターを務めていたアサヒビールは同7日に契約の中途解約を発表。当初は2月14日公開予定だった主演映画『ババンババンバンバンパイア』は、《諸般の事情》を理由に公開延期になった(7月4日公開予定)。

 しかし、被害者と示談が成立し、さらに謝罪コメントなど初期対応の良さも幸いし、吉沢はダメージを最小限に留めての復帰に成功。5月12日には、高石あかり(22)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(2025年後期)への出演も発表された。

 そんな吉沢は、泥酔騒動を深く反省している模様だ。3月17日発売の『女性自身』(光文社)では、禁酒はもちろん外食も禁止して、基本的にデリバリー中心の食生活を送っていると報じられている。実際、今回の『ニノなのに』では「ふだん全く料理しないんですよ。全部”配達“で」という発言もあった。

 そのためか、最近の吉沢の近影には《久々に見た吉沢亮くん、酒断ちしたら顔がシュっとしてイケメン度が復活した。やはりアルコールは浮腫むのだね》といった“痩せた”という指摘も少なくない。今回の『ニノなのに』出演時にも、

《お亮久々に見たやっぱかっこいいな てか痩せた?いろいろ大変かもだけど無理しないで欲しい》
《吉沢亮くん痩せた?》
《吉沢亮が顔がシャープになってる》

 と、いう声が寄せられている。

「そんな吉沢さんですが、俳優としての実力は本物ですよね。6月6日公開の主演映画『国宝』に期待する声は多い。5月18日、第78回カンヌ国際映画祭で公式上映された際には、820人の観客からおよそ6分にわたりスタンディングオベーションと、吉沢さん演じる主人公である“喜久雄コール”が続いたといいます」(前同)

 映画『国宝』は、任侠の一門に生まれながらも歌舞伎俳優の家に引き取られ、芸道に人生をささげる男・喜久雄(吉沢)の50年を描いた一代記。

『国宝』にはハリウッドでも活躍する大物俳優・渡辺謙(65)が出演しているが、渡辺は5月23日に行なわれた完成報告会で「すぐ李(監督)に“これが彼の代表作になるね”って言いました。この作品を背負う覚悟と執念を亮が持ち続けていて。俳優仲間としてすごいものを作ったなと尊敬できました」と、吉沢の演技を絶賛している。

『ニノなのに』ではポンコツな一面も見せた吉沢。不祥事を乗り越えて、さらなる活躍が期待される。