■「プライベートな投稿で…」言い訳するも大炎上
この投稿を見つけたある現地のファンがその意図を問いただすと、T記者は《これは友達との間のプライベートな投稿で、羨ましさや称賛の気持ちが嫉妬という形であらわれただけ》などと回答したというが、ファンたちの怒りはおさまらない。SNSや掲示板でいかに酷い投稿をされたかを訴え、ネット上は、
《自分が面白いと思ってる低レベルな記者》
《一日中怒りを感じている》
《台湾人として恥ずかしい》
などとさらに炎上した。結果的に記者は投稿を削除し、5月21日には、
《20日に個人のフェイスブック投稿において、櫻井翔さんについて不適切な表現を使用してコメントしてしまい、大変申し訳ございませんでした。深く反省し、今後、公私を問わず自分の言動を見直してまいります》
とのコメントを添えて直筆の謝罪文も掲載した。
この騒動は現地メディアもこぞって取り上げ、大きな話題に発展。ただ、前出の現地メディア関係者は、T記者がそうした投稿をするに至った会見場での“裏事情”を指摘する。
「櫻井さんは台湾でも超有名人。会見場でも、仕事そっちのけで櫻井さんを撮影しようとする記者が続出しました。実際、櫻井さんの出席を取り上げた現地メディアの写真にも、櫻井さんにカメラやスマホを向ける記者たちの姿が映り込んでいます。
日テレのスタッフは、撮らないようにと呼びかけていたようですが、5月29日配信の『Wedge ONLINE』の記事によると、現地記者たちの間には、“撮られたくないなら来るべきではないのでは”といった反発もあったといいます。T記者の本心は分かりませんが、そういった事情や、会見の本来目的を忘れて撮影にいそしむ同業者に腹が立ち、怒りの矛先が櫻井さんに向かった部分もあったかもしれません」
思わぬ形で、その存在の大きさを台湾中に知らしめた櫻井。嵐としては2026年春頃のコンサートをもって同年5月末で活動終了となることが発表されているが、台湾からのファンも多く日本に駆けつけるのだろうか。