芳根京子(28)が主演、本田響矢(25)が相手役を務めるフジテレビ木曜劇場『波うららかに、めおと日和』(夜10時~)の第6話が5月29日に放送された。同回ラストでの“夜のシーン”に視聴者は大興奮し、SNSに祝福の声が殺到している。

『波うららかに、めおと日和』は、講談社のマンガアプリ『コミックDAYS』で連載中の西香はち氏の同名マンガが原作。日中戦争が勃発する前年の昭和11年(1936年)を舞台に、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描くハートフル・昭和新婚ラブコメディー作品。芳根が男性経験ゼロの主人公・江端なつ美、本田がその夫で硬派な帝国海軍中尉・瀧昌を演じる。

 同作はスタート前はそれほど注目されてはいなかったが、放送開始後にはピュアな夫婦生活を描く内容が大好評に。見逃し配信・TVerでの「お気に入り登録者数」は春ドラマ3位の102.7万人(30日朝10時時点)。視聴率も右肩上がりで、SNSでの口コミも日に日に増えてゆき、春ドラマ屈指の話題作となった。29日の第6話放送時には、《#めおと日和》がXの日本トレンド1位&世界トレンド2位を記録している。

【以下、『めおと日和』ネタバレを含みます】

 これまで、なつ美と瀧昌の夫婦仲は極めて良好だった。旅行先で月を見ながらキスをしたり、お互い寝ている間に頬を指でぷにぷにしたり、仲睦まじい夫婦生活を過ごしてきた。

 しかし、海軍中尉の瀧昌が仕事でしょっちゅう遠出するうえ、夫婦ともに初心(うぶ)であるため、結婚して半年以上になるのに“夜の方”はまだだった。

 第6話では、そんななつ美と瀧昌が、実は結婚前に会っていたことが明らかに。2人とも顔を忘れていたが、1年前、なつ美が駅で体調を崩した際、病院までなつ美を抱えて、連れて行ってくれたのが瀧昌だったのだ。

 なつ美は「助けてくれた人と知らずに縁談話が進んでいたなんて、奇跡みたい」と嬉しくなり、瀧昌も「運命……とか?」と照れ臭そうに同意。

 仲がさらに深まった2人は。その日の夜に同じ布団で気持ちを確かめ合い、キス。瀧昌が「もし、まだ不安があるなら」と気を遣おうとすると、なつ美は照れながら手を握りしめ「私がその手で触れて欲しいのは……だ、抱きしめて欲しいのは……後にも先にも、瀧昌様だけ、ですよ」と告白。

 そして、瀧昌は「俺もです。離れてる間、俺のこと忘れないように……」「なつ美さん、綺麗だ」と優しく抱きしめ、彼女を押し倒す――というところで画面は暗転。ついに2人が結ばれたことを示唆するシーンで、第6話は終了した。