■第7話では1937年に突入…近づく日中戦争――

 これまで多くの視聴者が応援していた夫婦の進んだ展開に、SNSは大沸騰。

《みなさん生きてますか?わたしは木っ端微塵です 》
《先を見せない!!!!良き!!!》
《流石にむりかぁぁぁぁフレームアウトしたぁぁぁぁぁぁ》
《瀧昌の優しい声からの 「「 綺麗だ 」 」で無事全て消えて無くなりました》
《自分で言っておいてくっつかれたらワタワタしてたのに、数分後激メロかます瀧昌様、心臓に悪い》

 といった、大興奮ぶりが伝わる声が多数寄せられている。

「連続ドラマ『めおと日和』は長らく“うぶキュン”を描いてきましたが、ついに、という感じですよね。

 ただ、視聴者の間では、夫婦の幸せいっぱいな姿が描かれれば描かれるほど、これから先に待ち受けている戦争が辛くなってくる、と懸念する声も多く寄せられています」(女性誌編集者)

 次週6月5日放送予定の第7話では「ふたりで初めて迎える年末年始」が描かれると予告されている。つまり物語は昭和12年(1937年)を迎えるわけだが、史実では同年7月7日に日中戦争が勃発。後に昭和20年(1945年)まで続く第二次世界大戦へと発展していく。

 多くの命が失われた戦争が、もうすぐなつ美と瀧昌を待ち受けている――この時代背景に、

《戦争が絡みそうで辛くなるだろうから、見るのやめとこと思ってたんだけど、ふたりが可愛すぎた #めおと日和》
《二人が仲良くなる度に、この後に起こる戦争が不安で不安で…たぶん、戦争が終わるまでまだあと7年くらいあるよね。お願いだから、この2人を引き離さないでほしいと毎日願ってしまう。瀧昌さまがどうか無事であってほしい》
《めおと日和尊すぎるんだけど どんどん戦争近づいてるの耐えられない》

 といった、不安に思う声、戦争を恐れる声が多く寄せられているのだ。

『めおと日和』と戦争を巡っては、同ドラマの演出を務める平野眞氏が5月28日配信の『めざましmedia』でこう言及している。

《このままストーリーが進んでいくと、どうしてもやはり「戦争」が絡んできますよね。実はまだそこは僕らも話し合っている最中で、当然ハッピーエンドを望んでいる視聴者のみなさんも多いなか、果たして裏切ってしまってもいいのか、みたいなところで悩んでいます》

 戦争の影がチラついているからこそ、何気ない夫婦の幸せが尊く、かけがえのないものに見える、という声もある『めおと日和』。“うぶキュン”な恋愛が楽しめる裏側で、平和について深く考えさせられるドラマと言えそうだ。