6月6日に第8話が放送される間宮祥太朗(31)主演の連続ドラマ『イグナイト-法の無法者-』(TBS系/金曜午後9時)は、キャスト、制作スタッフともに注目され、初回は平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が7.7%と好調な滑り出しだったが、現在は苦しい状態が続いている。
同ドラマは、訴訟社会化が進む日本と飽和状態にある弁護士界の実態をテーマに描いた、完全オリジナルのダークリーガル・エンターテインメント。前々期『ライオンの隠れ家』に前期『クジャクのダンス、誰が見た?』と話題作が続き、好調だった“金曜ドラマ”枠だが、配信サービス・TVerのお気に入り登録数は62.4万(5日午前現在)と、ドラマ部門10位以下に沈んでいる。
5月30日放送の第7話は、宇崎(間宮)たちが5年前に発生したバス事故の情報収集を進める中、轟(仲村トオル/59)はSNSで拡散されている高校陸上大会での盗撮写真を見つける。伊野尾(上白石萌歌/25)が写真の女子選手・三浦彩音(伊礼姫奈/19)について検索すると、“鳥自爺”というアカウントにたどり着く。
さらに調査を進めると、“鳥自爺”が闇サイトで犯罪動画を売っているとわかり、宇崎はその正体を突き止めるべく動き出す。しかし、高校からは本人が警察沙汰にしたくないため、静観してほしいとの要請が届く。納得のいかない伊野尾は再度高校へ連絡を取り、彩音に会って自身の過去を打ち明け……という展開。
今回は上白石演じる伊野尾回だったが、X上では《前回から高井戸の仲間大切マインドが大きく芽生えてからというもの、宇崎の熱さだったりに影響されてか高井戸のちょっとしたキャラ変ぶりが可愛い笑》《相変わらず桐石の七変化に笑う。ちゃんとキモオタ仕様になっていた》など、伊野尾以外の高井戸(三山凌輝/26)、桐石(及川光博/55)などのキャラにも称賛の声があがった。