小泉今日子(59)と中井貴一(63)がダブル主演する月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系/毎週午後9時~)の第9話が、6月9日に放送される。2日放送の第8話は、物語が終盤を迎える中、岡田惠和氏の脚本が冴え渡っていた。
同ドラマは、古都・鎌倉を舞台に、ドラマ制作部ゼネラルプロデューサー・吉野千明(小泉)と、鎌倉市役所を定年退職後、観光課で指導監として働いている長倉和平(中井)の、大人の恋を描いたロマンチック&ホームコメディ。平均世帯視聴率は7.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と好調。配信サービス・TVerのお気に入り登録数も、127.5万(5日午後3時現在)でドラマ部門1位と、圧倒的な支持を集めている。
第8話は、長倉真平(坂口憲二/49)と知美(佐津川愛美/36)一家が、カフェ・ナガクラでパーティを開催することに。千明と長倉家の面々が集まると、真平は神妙な面持ちで、病気を気にかけながら生きてきたと語り始めた。そして、先日の精密検査の結果、脳幹部にあった腫瘍の影は消えていたと報告。一同は驚き、涙して喜んだ。
後日、千明は、親友の水野祥子(渡辺真起子/56)によるバンドのお披露目会に、荒木啓子(森口博子/56)とともに参加。もうすぐ定年を迎える啓子は、会社を辞めることを決断したと告白。そして、頑張って会社に残っても居場所がないと辞める理由を明かし、2人に「友だちでいてね」と言って、大粒の涙をこぼし……という展開。
X上では、《真平の病気のところ、ずーっと泣いてた…。このドラマは演者さん側にリアルにあった出来事と重なる部分も多いし、そういう意味でもリアルだなぁと思う》、《啓子さんのキャリアの終わりに直面する寂しさ、居場所の喪失感…共感しかない》などと、真平と啓子のシーンに対して称賛の声が集まった。