■NHKの情報番組のトークでも田中圭の話は“消滅”
ここ最近の田中は『リバーサルオーケストラ』(23年1月期/日本テレビ系)、『unknown』(23年4月期/テレビ朝日系)、『わたしの宝物』(23年10月期/フジテレビ系)、『アンサンブル』(25年1月期/日本テレビ系)と地上波ドラマに引っ張りだこだった。
「大ブレイクのきっかけとなった『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)は社会現象級のヒットになりましたし、タイ版が制作されたほど。お酒での失敗はちょくちょくありましたが、演技面は高く評価されていましたよね。
現在、田中さんは主演舞台『陽気な幽霊』に出演中で6月15日に千秋楽を迎えます。また、29日には主演ドラマ『おい、太宰』(WOWOW)のオンエアも控えていて、そこまでは稼働があるわけですが……その後は当分、CMスポンサー企業が“絶対”である地上波への出演は厳しくなるでしょうし、ましてや新規のCMのオファーも来ないはずです。
今後は、お金を払って見たい人だけが見る舞台や配信系の仕事が中心になってくると言われていますし、今回の騒動を機にファンクラブを退会する人もいるでしょうね……」(前出のワイドショー関係者)
永野との不倫疑惑は仕事面だけではなく当然、プライベートにも影響を及ぼすだろう。田中の妻で元タレントのさくらさん(41)が今回の件に激怒しており、永野への慰謝料請求も辞さない構えであることなどが一部で報じられているが――、
「さくらさんへの対応は、事務所会長の山本又一朗氏(77)が行なっていると聞こえてきています。ただ、その話し合いのなかでは永野さんサイドに裁判をする考えや、慰謝料請求などの話はいっさい出ていないとも言われていますね。
ですが、プライベートも仕事面においても、田中さんの今後が厳しいことになるのは間違いない。事務所目線で言うと“稼げないタレント”になることが予想されます。事務所社長の小栗旬さん(42)は、俳優としてハリウッドに再挑戦したいと意欲を見せていて、一方で社長業もしっかりやっていかないとならない――そんなタイミングで、自社所属の俳優で長年のつき合いの田中さんに不倫疑惑が報じられてしまったと。
小栗社長としては頭が痛いところでしょうが……その田中さんの“穴”を、すでにアジアでも大人気の坂口さんが埋めてくれるのかもしれませんね。ワールドワイドな人気を得ると、世界的な企業やブランドからのスポサードの話もあり得るでしょうし、海外でのCM出演の可能性も出てくる。
小栗さんも坂口さんのさらなる活躍をサポートしていくでしょう。そんな事務所の売り上げにも大貢献してくれる坂口さんの存在は、小栗さんにとっても心強いでしょうね」(前同)
6月6日の朝の生活情報番組『あさイチ』(NHK)には小栗が出演し、3月にさいたまスーパーアリーナで行なわれた事務所の『大運動会』のトークを展開していたが、チームピンクのキャプテンを務め大活躍していた田中の話は、不自然なまでにいっさい語られなかった。
田中に“消滅”気配が漂うなか、坂口は世界を相手にした大きな仕事を引き寄せ、田中のスキャンダル報道で揺れる小栗社長と事務所を救う存在になっていきそうだ。