岸井ゆきの(33)と志尊淳(30)がダブル主演する連続ドラマ『恋は闇』(日本テレビ系/水曜よる10時)の第9話が、6月11日に放送される。物語は終盤に入っているが、TVerのお気に入り登録数など、期待された配信サービスの数字の伸びは今ひとつだ。

 同ドラマは、テレビ局の情報番組ディレクター・筒井万琴(岸井)と週刊誌のフリーライター・設楽浩暉(志尊)が、同じ連続殺人事件を追う中で惹かれ合うことから始まる、“真実を見抜く目をもっているか?”を問うオリジナル脚本作品。同局系の話題作『あなたの番です』、『真犯人フラグ』の制作陣が再集結した本作。恋愛+考察ミステリーという新機軸だったがーー。

 4日放送の第8話は、万琴は浩暉に独占インタビューを行ない、ホルスの目殺人事件について「あなたが殺したんじゃないですか?」と問う。浩暉は「違います」と答えると、父・貫路(萩原聖人/53)についても「あの人は、犯人じゃないです」と言った。万琴は、浩暉の妹・みくる(齋藤飛鳥/26)について聞けなかった自分を、心のどこかで責めてしまう。

 一方、一連のホルスの目殺人事件と大和田(猫背椿/52)殺害が、浩暉の仕業だと疑う向葵(森田望智/28)と正聖(白洲迅/32)は、病院の防犯カメラに何日にもわたって映る浩暉の姿を確認。向葵は、病院のパソコンの受診者リストに万琴の名前を発見し、浩暉に「今後一切、万琴に近づかないでください」と忠告するが……という展開。

 ラストは、次の犯行が予測される6月6日。万琴はGPSアプリで浩暉の位置を確認し、血まみれの女性のそばで、血のついたナイフを手に立っているレインコート姿の浩暉を発見するという、ショッキングな展開だった。さらに、みくる、向葵、フードデリバリーの配達員・唯月(望月歩/24)など、複数の登場人物が怪しく描かれた。

 そのため、X上では、《浩輝はホルス=犯人の行動を予想していて追い詰めるために現場に駆けつけたら既に死んでて、たまたまナイフを拾いあげただけじゃないかな》《黒幕は唯月、向葵はお手伝い、浩暉は黒幕から脅されている。母殺人事件はみくる、浩暉は子供たちをかばおうとしている?》などと、考察が盛り上がっている。