■超人気「国民の元カレ」出演の効果は早くも出ている
永野を巡っては、４月２４日と５月８日発売の『週刊文春』（文藝春秋）に俳優・田中圭（４０）との不倫疑惑、『キャスター』で共演中のムジュンを自宅へ招き入れての“二股不倫疑惑”が報じられた。永野、田中、ムジュンの事務所はいずれも不倫、熱愛説を否定したが、永野と田中は、ラブラブな様子で密着する写真や２人のものとされる生々しいＬＩＮＥのやり取りも掲載された。
文春報道後、ムジュンには、『キャスター』第５話と第６話での出演がなく、ドラマのクレジットにも名前がない、という異変が指摘された。ＴＢＳと所属事務所は“報道の影響ではない”と回答しているものの、彼の姿は消滅したのだ。
その後、第７話ではクレジットはあったものの、どこで出演していたか分からないような扱いに。第８話では冒頭にセリフなしで少しだけ登場したが、８日の第９話ではまたしても登場せず、クレジットにも名前がなかった。
視聴率の低迷、メインヒロインの不倫疑惑報道と、韓国人俳優の出番激減――暗い話が続く『キャスター』だが、最終回を前に明るい話題もある。
「社会現象を巻き起こしたオーディション企画『ｔｉｍｅｌｅｓｚ ｐｒｏｊｅｃｔ（タイプロ）』を経てｔｉｍｅｌｅｓｚに加入した寺西拓人さん（３０）が、『キャスター』最終回に“鍵を握る謎の男”として出演することが発表されました。それで、“最終回は見よう！”と、ファンが沸騰しています」（前出のテレビ誌編集者）
寺西は『タイプロ』前からＳＴＡＲＴＯ社で舞台俳優として活躍していたが、ｔｉｍｅｌｅｓｚ加入により人気が爆発。温和なやさしい雰囲気から「国民の元カレ」と評され、インスタのフォロワー数も１３３万を突破。６月４日発売のファッション誌『ａｎａｎ』（マガジンハウス）で単独初表紙を飾るなど、注目度が急上昇している。
そんな寺西が『キャスター』最終回に出演するということで、
《キャスター、脱落したけど寺が出るなら見なきゃ！》
《寺西拓人が出るならリアタイしなきゃな》
《キャスター最終回に寺西さんってまじ 序盤で脱落して録画全消ししちゃったよ〜〜最終回だけ観るか……》
《脱落してしまっていたキャスターに寺西君が出るなんて、これは話が変わってくる。この１週間で絶対追いつく》
と、離脱していた視聴者も含めて“最終回だけでも見よう”という空気になっているのだ。
「『キャスター』は、永野さんの件を抜きにしても“シナリオがご都合主義すぎる”など厳しい声が多くありますが、“エンタテインメントに振り切った作品”として楽しんでいる視聴者も多くいます。寺西さんはそんな作品の最終回を、甘いビジュアルと確かな演技力で盛り上げてくれるのではないでしょうか」（前同）
寺西はオファー前からイチ視聴者として『キャスター』を楽しんでいたようで、《「キャスター」を観ていたので、まさか自分が出ることになるとは全然想像がつきませんでした》と、コメントしている。
日曜劇場デビューだけでなく、ＴＢＳドラマデビューでもある寺西。低迷する『キャスター』最終回の盛り上がりは、彼に託されたのかも――。
