■長嶋茂雄さん逝去を経て長嶋一茂がさらに国民に愛されるタレントに

 一茂の一連の言葉や対応に、

《スーパースターの息子として立派だな一茂さん》
《道は違えど、一茂氏も立派に活躍してる。父親が偉大過ぎて、相当な苦労があっただろうな…》
《野球の星は良い表現だと思う…》
《三奈さんは裏方の才能あると思いますし、その三奈さんに仕切りを任せた一茂さんも男前だと思いました》

 といった声がXには寄せられた。

「一茂さんはプロ野球選手としては素晴らしい成績を残すことはできませんでしたが、タレントとしては長年に渡り大活躍。これまでも“視聴率男”という評価はありましたが、今回の件でさらにタレントとしての価値が高まるのではないかとも言われています。

 天然キャラで奔放な人というイメージも強かった一茂さんですが、しっかりとした深みのあるコメントができ、家族とも仲良くできたことが明らかに。SNSなどの反応を見ても、今まで以上に国民から好かれるタレントになったと言えそうです。

 茂雄さんの逝去後、初の出演となった6日の『モーニングショー』の世帯視聴率は10.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は5.5%で、同時間帯断トツ1位でしたからね」(前出のワイドショー関係者)

『モーニングショー』内で比較しても、同週の始めの6月2日の世帯は8.6%、個人5.5%と、6日の番組がいかに注目を集めたかがうかがえる。

「事前に一茂さんが生出演でミスターのことを語ると報じられ、注目度は高かったですからね。とにかく大注目の『モーニングショー』になりましたよね。そんな一茂さんの看板番組といえば、『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)ですよね」(制作会社関係者)

『ザワつく!金曜日』はサバンナ高橋茂雄(49)が司会進行を務め、一茂、石原良純(63)、高嶋ちさ子(56)が毒舌トークを繰り広げるバラエティ番組。

 テレビ朝日では2019年から6年連続で年末特番に『ザワつく!金曜日』の大晦日版『ザワつく!大晦日』を放送。24年末の『ザワつく!大晦日』は平均世帯視聴率12.7%を記録し、4年連続で民放トップとなった。

「若年層の数字、13~49歳のコア視聴率はそこまで高くないですが、6月6日の世帯視聴率11.7%、個人視聴率6.9%は同時間帯の番組で圧倒的1位です。幅広い層とシニア層にかなり見られている番組ですね」(前同)