フジテレビが６月５日、元タレントの中居正広氏（５２）の女性トラブルに関与した同局の編成部長（当時）・Ｂ氏の処分を発表した。公表された文書には、同月２日付で４段階の降職と１か月間の懲戒休職が明記されていたが、この処分内容がさらなる波紋を広げている。
Ｂ氏は《職務執行が困難になったため》との理由により、１月３０日付で『人事局付』に異動していたが、今回改めて処分が下った形だ。
今回の処分を決定した賞罰審査委員会が大きく問題視したのは、Ｂ氏の「女性Ａへの二次加害となり得る不適切な行為」。まずＢ氏が中居氏の要望により、被害を受けた元フジテレビアナウンサー・Ａ子さんに金品および見舞品を届けたこと。さらに弁護士を紹介してほしいという中居氏の要望に応えるため、自社番組に出演している弁護士を紹介・調整したことだ。
その他、ホテルの部屋で行なわれた会食において、中居氏から促されるままに番組出演者２名と女性社員２名を部屋に残したまま退出し、女性社員のうち１名がハラスメント行為を受けたこと。また、別の番組出演者との会食時、女性社員と出演者２名を残して立ち去り、女性社員がハラスメント行為を受けたことなど、複数のハラスメント行為が処分理由とされた。
大幅な降格とはいえ、懲戒解雇や退職勧告ではなく「社員」の身分は保ったままということで、Ｘには、
《軽い処分だな。なぜクビじゃないの？》
《フジ社員の処分、甘くないか？？個人的に嘱託社員以外は切らないんだ...って引いたわ。》
と、“処分が軽い”という声が続出。さらには、
《普通なら即クビ。だがこの人間は事件に対するフジの対応について熟知。野に放てばしゃべりまくるからね》
《何故解雇されないの？首にするといろいろと暴露されることが多いからか？？》
など、“解雇しない理由”は、社にとって何らか都合が悪いからではといった憶測も飛び交っている状況だ。
