■「単体で考えていないかな」キムタクが明かしたSTARTO社“残留”の理由
2016年いっぱいでSMAPが解散し、稲垣吾郎(51)、草なぎ剛(50)、香取慎吾(48)はその後、旧ジャニーズ事務所を退所。20年に中居正広氏(52)も独立するなか、木村だけは事務所にとどまった。
「ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題で旧ジャニーズ事務所が崩壊し、タレントのマネジメントがSTARTO ENTERTAINMENTに移行しても木村さんは“残留”しました。同社社長で今、退任話が浮上している福田淳氏(59)も最初に面談したのは木村さんだったと明かしていましたし、木村さんが“残る”ことが同社にとっては非常に大きかったと言われていますよね。
木村さんの影響力は絶大。STARTO社と契約するかどうか迷う後輩たちの決断にも“木村拓哉残留”の影響はあったでしょう。そんな木村さん自身、現在は事務所のトップだという自覚もあるのではないでしょうか」(ワイドショーデスク)
木村は“残留”を選んだ理由を、24年12月放送の『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)で次のようにコメントしていた。
「自分のことを考えたら辞めたほうがいいのかもしれないけど、自分だけでできている仕事じゃないし、ファンの方たちがいてくれていて俺ら初めて成立しているじゃん。
その人たちってきっとそのときからの自分のことだったり、そのときからの僕らみたいな人間関係性だったりというのも込みで気持ちを向けてくれているんじゃないかなと思っているから、そこかな。自分のことを考えたら全然辞めたほうが良いと思うよ。あんまり単体で考えていないかな」
「近藤真彦さん(60)が事務所を去り、東山紀之さん(58)がジャニー氏の問題に対応するために芸能界を引退。さらに敬愛する元男闘呼組の岡本健一さん(56)も離れていってしまい、木村さんは必然的に“自分しかいない”という思いを強くしたのかもしれません。STARTO社のパーティーに登場したのも、その思いからだったのではないでしょうか」(前同)
5月下旬、都内のホテルでSTARTO社が主催し、業務上のつき合いがある広告関連の関係者を労うパーティが開催され、木村がサプライズで登場して会場を沸かせたと6月10日発売の『女性自身』(光文社)が報じている。
招待客は300人ほどで、会場には福田社長の姿もあり、取締役CMOである井ノ原快彦(49)が登壇して挨拶をしたほか、若手タレントも出席していたようだ。そんななか、木村もステージに登場。「どんなときでもSTARTO社を支えてくれる仕事関係の方々のおかげで、自身や後輩たちが活動することができている」と感謝を述べた、と記事では伝えている。