■7月期ドラマを皮切りに嵐が芸能界の主役に――
7月クールのドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』(テレビ朝日系、水曜日夜9時~)では相葉雅紀(42)が、大森南朋(53)と松下奈緒(40)とともにトリプル主演を務めることも発表されている。
「相葉さんには第2子が誕生したという嬉しいニュースもありましたし、ドラマにも気合い十分で臨んでいるのではないでしょうか。
そして6月12日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』には写真だけでしたが二宮和也さん(41)が登場。北村匠海さん(27)演じるやなせたかしさん(享年91)がモデルの柳井嵩の父・清を演じる二宮さんですが、出版社を経て新聞記者となり、海外赴任時代に病死したという設定が明らかになりました。
史実通りなら戦後、嵩も新聞社に就職しますから、新聞記者繋がりで、今後は回想シーンでの二宮さんの登場が増えていくと見られています。もうしばらくは戦争が描かれますので、二宮さんの登場は7月になるのかもしれません」(前出の制作会社関係者)
松本が医者、櫻井と相葉が刑事、二宮が新聞記者を演じるなど、7月放送のドラマでは嵐の活躍がそれぞれ楽しめそうだが、グループの再稼働にも大いに注目が集まっている。
嵐は5月6日にファンクラブサイトに投稿した動画で1587日ぶりに5人そろった姿を披露。来春にコンサートツアーを開催し、26年5月31日をもって活動終了することを発表した。
「活動休止以降、大野智さん(44)は芸能活動をいっさいしていませんでしたからブランクがあります。今は再稼働に向けて調整を進めていると見られ、これまでは沖縄・宮古島を拠点にし、東京にはたまに来る程度だったようですが、今後は東京が中心で、宮古島にはたまに戻るような生活を送ることになると見られています。
今年の7月から9月にかけては4人が“稼働”しそうなドラマも含め、ラストツアーに向けて徐々に盛り上がっていくことになりそうな嵐。グループとしては、まずはファンクラブ会員向けにコンテンツを配信していくことになるようです。ただ、その後はオファーが殺到しているとされるテレビ番組にもグループで出演することになると見られていますね」(芸能プロ関係者)
5月26日に定例会見を行なった日本テレビの福田博之社長(63)は《日本テレビにとって嵐さんは特別な存在であることは間違いありません》と嵐に言及し、特番や音楽番組へのオファーについても《やりたいですね! とってもやりたいと思っています》と意気込んでいた。
「秋以降は音楽特番もそうですが、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)や『VS嵐』(フジテレビ系)の復活特番など、バラエティからもオファーが殺到しているでしょう。そして最後になるであろう『NHK紅白歌合戦』への出場への期待も高まっています。そうして、来年のラストツアーへ突入していくと。
7月クールの松本さん、櫻井さん、相葉さんの主演作、そして7月には二宮さんも『あんぱん』での登場が増えそうで、4人のドラマでの活躍を皮切りに、来年5月にかけては嵐が芸能界の主役になっていくのではないでしょうか」(前同)
7月以降、芸能界・テレビ界は嵐を中心に回っていくことになりそうだ。