■長野専務の過去も判明か
長野専務(小日向)は、別班の乃木(堺)が表向きの職として勤めている「丸菱商事」の上司。防衛大を卒業後、“空白の2年間”を経て大学院に進学していることから、正体は別班で、その間に秘密任務があったのでは、とも言われていた。
本人は経歴について警視庁公安部・野崎(阿部)の取り調べに“防衛大時代に薬物に手を出してしまい、卒業後に更生施設に入っていた”と説明。裏取り調査でも不審な点は見られなかったが、”別班なら非合法な経歴偽装も行なえるだろう”と彼を怪しむ視聴者は多い。
《長野専務があのままで終わるはずかない! ……ってずーっと思ってるんで続編で回収してください》
《長野専務だっけ?小日向さんを放りっぱなしだけは何としても回収していただきたいw》
《まあ薫さん長野専務あたりはまだなんかあるだろうな〜…》
といった、伏線回収に期待する声が多く寄せられているのだ。
「小日向さんのような大物俳優を使っておいて、出番があれきりというのも不自然。“防衛大”という自衛隊絡みの経歴の持ち主でもあります。
実は“空白の2年間”の時期に、長野専務が『VIVANT』の続編の舞台となる外国を訪れていた――という展開もあるかもしれませんね。そこが掘り下げられていくと。長野専務も続編での“活躍”は必至だと思われます」(前出のテレビ誌編集者)
また、最終回でさらに増えた“謎”の回収に期待する声もある。
■謎3 ノゴーン・ベキ(役所広司/69)の生存説
前作『VIVANT』の物語は、乃木(堺)が実の父親であり、テロ組織「テント」の創設者であるノゴーン・ベキ(役所)の“ある計画”を阻止し、彼を殺害することで幕を閉じた。
しかし、ベキの殺害後、乃木はベキの生存を示唆するような発言を残している。役所の続投も一部で報じられていることから、
《役所広司さん続投ってことはあの最終回も裏工作ありって事で確定だし1年間めっちゃ楽しみ》
《ベキは生きてると思うんだよねーあの描写だと》
と、再登場に期待する声が多く寄せられている。
「ベキの意向で『テント』は解散となりましたが、各地にまだ組織のモニター(諜報員)は残っていると見られています。最終回でベキが護送中に脱走できたのも、警視庁公安部の新庄浩太郎(竜星涼/32)がモニターだったから。彼の“その後”も描かれるでしょう」(前同)