■“令和のキムタク”が「軽々本家超え」はマズい!?
そんな“幸せ”な目黒だが、「事務所内の立場としては微妙なところもあるかもですね……」と、芸能プロ関係者は話す。
「目黒さんといえば、『silent』の演技やルックスの雰囲気から“令和のキムタク”と評されていますよね。
そんな目黒さんにとって大先輩で、ジャニーズのレジェンドである木村拓哉さん(50)の主演映画の興行収入が、このままだと目黒さん主演の『わたしの幸せな結婚』にあっさり追い抜かれてしまう。もちろん、木村さんが目黒さんに何か言ったりすることはないでしょうが、目黒さんや事務所からすると、ちょっと気まずい部分はあるかもしれませんよね。映画のヒットは素晴らしいことですが……」(前同)
木村は、今年1月27日に公開された、東映70周年記念作品として製作されたビッグプロジェクトの映画『THE LEGEND&BUTTERFLY(レジェバタ)』で、主演を務めている。
『レジェバタ』は2月21日に、“公開から25日間の累計で興行収入20億円を突破した”と明かされているが、『わたしの幸せな結婚』の“30億超を狙える”という期待値を下回っているのだ。
「『レジェバタ』は“総製作費20億円を投じる一大プロジェクト”と発表されていましたが、実際は、大友啓史監督のこだわりで製作費がかさみ、大ヒットさせるために宣伝費も想定を上回ったという話です。
そのため、“最終的には40億円以上の興行収入がないと赤字になってしまう”とささやかれていました」(前出の芸能プロ関係者)
木村も気合十分、『レジェバタ』のために連日バラエティ番組に出たり、雑誌の表紙やインタビューに応じたり、積極的に宣伝活動を行なっていた。昨年2022年11月には、木村が岐阜県を訪れて『ぎふ信長まつり』に参加。経済効果約150億2400万円という驚異的な数字を叩き出したことも記憶に新しい。