阿部寛主演のTBS日曜劇場『キャスター』が、15日放送回で最終回を迎える。同ドラマは、阿部演じる型破りなキャスター・進藤壮一が報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任し、周囲を巻き込みながら真実を追求する社会派エンターテインメント。放送前から注目されていたが、放送後、メインキャストである永野芽郁が田中圭との不倫疑惑を報じられ、違う意味でも話題になってしまったが、最終回で物語がどのような結末を迎えるのか注視している視聴者も多いだろう。
『キャスター』以外にも、今期放送のドラマが続々最終回を迎える。スタート後、さまざまな理由で、視聴者が途中離脱したドラマも少なくない。そこで今回は30~50代女性100人に「今期の残念ドラマ」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第10位は、岸井ゆきの、志尊淳ダブル主演『恋は闇』(日本テレビ系)。
『恋は闇』は、岸井演じるテレビ局の情報番組ディレクター・筒井万琴と志尊演じる週刊誌のフリーライター・設楽浩暉が、連続殺人事件を追う中で惹かれ合う。しかし、設楽はその連続殺人犯という疑いもあり……というストーリー。怪しい人物が次々に登場し、SNSなどでは考察も盛り上がっていた。
「テーマは面白そうだったがいまいちだった」(49歳/女性/会社員)
第8位には、橋本環奈主演『天久鷹央の推理カルテ』、麻生久美子主演『魔物』(ともにテレビ朝日系)が同率ランクイン。
橋本環奈主演『天久鷹央の推理カルテ』は、橋本演じる驚異的知能の天才診断医で名探偵・天久鷹央が、三浦翔平演じる内科医・小鳥遊優を助手として難事件を解明していく医療ミステリー。コミカルなシーンも多く、橋本と三浦の掛け合いも話題になった。
「推理までの仮定、根拠が雑と感じた」(58歳/女性/主婦)
「配役がいまいち」(37歳/女性/主婦)
麻生久美子主演『魔物』は、日韓クリエイターが共同制作した完全オリジナルドラマ。麻生演じる華陣あやめ(かじんあやめ)は、将来を嘱望る凄腕の弁護士だが、孤独を抱えている。仕事に生き、弱い女性に否定的だったが、恐ろしいほどに美しく魅力的な源凍也(みなもといてや)と出会い、“禁断の愛”に堕ちていくというストーリー。
「内容がいかにもだった」(56歳/女性/会社員)
「ちょっとドロドロで疲れてしまった」(43歳/女性/会社員)