今田美桜主演NHK連続テレビ小説あんぱん』で、北村匠海演じる『アンパンマン』の原作者のやなせたかし氏をモデルにしたヒロインの夫・柳井嵩の弟、千尋役を演じる中沢元紀が話題だ。

 6月12日放送の第54回では、北村と中沢が兄弟2人が15分の2人芝居を繰り広げられた。特に、千尋の胸に迫る演技に涙する視聴者が続出。中沢は、今回の朝ドラで期待の若手として存在感を増した。

 中沢の他にも次世代のスターになりそうな俳優に注目、今回は20~50代の女性100人に「大ブレイク必然俳優」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第9位(3.0%)は、BE:FIRST三山凌輝、中沢元紀が同率ランクイン。

 三山凌輝は、現在放送されている間宮祥太朗主演ドラマ『イグナイト-法の無法者-』(TBS系)で、間宮の同僚弁護士を好演した。

 三山は今年、2月に主演映画『誰よりもつよく抱きしめて』も公開されるなど、俳優としての注目度があがっていたが、4月発売の『週刊文春』(文藝春秋)が人気YouTuberの“Rちゃん”こと大野茜里との婚約トラブルをスクープ。また5月には『文春オンライン』で、趣里と近く結婚することが伝えられるなど、私生活でも何かと注目を集めてしまった。

「話題を振りまいてくれている存在」(43歳/女性/会社員)

「スキャンダルの影響で今後どうなるのか気になる」(34歳/女性/パート・アルバイト)

 中沢元紀はま昨年7月期に中学卒業後に突発性難聴を発症した大学生役で小林虎之介とダブル主演ドラマ『ひだまりが聴こえる』(テレビ東京系)で、地上波連続ドラマ初主演。同年11月公開の映画『ファストブレイク』で、映画初主演もはたした。

 中沢は『あんぱん』で朝ドラに初出演、冒頭でも触れたが、ヒロインの夫・柳井嵩の弟、千尋役を好演しており、存在感を増している。

「爽やかでかっこいい」(42歳/女性/会社員)

「朝ドラの役が似合っている」(23歳/女性/パート・アルバイト)

 第8位(5.0%)は、小林虎之介。

 小林は、6月18日に最終回を迎えた志尊淳岸井ゆきのダブル主演ドラマ『恋は闇』(日本テレビ系)で、典型的なZ世代というテレビ局の新人ディレクター役を演じた。

 さらに今期は、北川景子主演ドラマ『あなたを奪ったその日から』(フジテレビ系)に出演、第6話より駅員役で登場した。

 昨年は中沢元紀とダブル主演したドラマ『ひだまりが聴こえる』(テレビ東京系)で地上波連続ドラマ初主演を飾り、同年10月期に窪田正孝主演ドラマ『宙わたる教室』(NHK)で学習障害を抱える夜間定時制高校の生徒という難役を演じるなど、話題作出演が続いている。

「真面目に演技と向き合っている感じがする」(48歳/女性/自由業)

「とても輝いている」(25歳/女性/会社員)

「演技がうまくてひきつけられる」(39歳/女性/パート・アルバイト)

 第7位(6.0%)は、松本怜生

 松本は今期、多部未華子主演ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)で、江口のりこ演じる働くママの同僚の、今どき若手社員役で出演していた。

 松本は3月に最終回を迎えた橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』で、ヒロインの書道部の先輩役で朝ドラ初出演。さらに7月期にはドラマ『シンデレラ クロゼット』(TBS系)で、尾碕真花とダブル主演を務める他、2026年放送の仲野太賀主演NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に、石田三成役で出演することも発表された。

「主人公も脇役も演じていけそうに思えるし、一発屋ではなくいろいろ学んで成長しそうだから」(43歳/女性/会社員)

「ドラマでの演技が良かった」(47歳/女性/会社員)

「声も素敵だから」(59歳/女性/パート・アルバイト)