■ファンファーストの対応にファンは歓喜
活動再開後初の歌唱披露が、テレビの歌番組ではなくファンクラブ会員向けの動画だった――嵐のファンファーストな姿勢に、ファンは歓喜。
《どこかの音楽番組ではなく、ファンに一番先に届けてくれてありがとう》
《変わらない嵐の雰囲気が大好き久しぶりの5人のカイトに涙が出ました 本当にありがとう》
《1発目をカイトにしてそれをFCで配信…なんというファン想い》
《嵐が再始動するってなって初めての歌披露がFC動画っていうのがもうね、、ファンのこと第1に考えてるなぁ》
といった感動の声が多く寄せられているが――ワイドショーデスクは言う。
「同動画では、メンバーが誕生日を迎える際に各々が希望する曲を選んで、会員向け動画で披露するというアナウンスもありました。次は8月30日、松本潤さん(41)の“リクエスト”に期待が集まりますね。
今後、嵐は今回のバースデー動画のようなファンに向けた動画コンテンツを、月イチペースで投稿していくと見られています。これをこなしたうえで、地上波テレビの歌番組やバラエティ番組への出演など、活動ラスト1年、ファンに向けて多くを提供していくと言われていますね」
嵐の活動再開を受けて、櫻井翔(43)がMCを務める音楽特番『THE MUSIC DAY』や『ベストアーティスト』(ともに日本テレビ系)、相葉雅紀(42)MCの『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)など、各局の音楽特番への出演に期待する声は多い。
「そんな嵐は、メンバー全員で作詞をして、“今の嵐”を体現するような集大成となる新曲を出すのでは、と見られていますね。『女性自身』(光文社、5月20日発売)では、ファンとの別れを惜しむ“卒業ソング”になるのでは、とも伝えられています。そして、それを引っ提げて、今年の大晦日の『NHK紅白歌合戦』に出場するのではないかと……」(前同)
嵐と『紅白』を巡っては、2009年末の初登場以降、20年末まで12年連続で出演。19年末には、前述の『カイト』、ファンの思い入れの強い楽曲『Turning Up』を2曲披露したこともある。
『Turning Up』は、嵐のデビューシングル『A・RA・SHI』の発売からちょうど20周年となる19年11月3日に配信リリースされた楽曲。配信限定のシングルをリリースするのはグループとして初のことだった。
「『カイト』や『Turning Up』のような、メンバーやファンにとって特別な楽曲を作ることができるかが、『紅白』に堂々と胸を張って出場できるカギになるのではないか、と言われています。
もちろん嵐ほどのグループの場合、新曲を制作するにも一流のクリエイターが集結して作られますから、そう簡単に作れるものではありません。ただ、長らく活動休止中だった大野さんは今、やる気になっているそうで、“今なら何でもできる”というムードがグループに漂っているといいますから、最後の『紅白』で歌う、特別な最新曲が生まれる可能性は高いのではないでしょうか」(前同)
ファンクラブ会員向け動画で4年半ぶりのパフォーマンスを披露し、ファンを沸かせた嵐。活動休止前、最後のテレビ出演だった『紅白』への5年ぶり出場はあるだろうか――。