■松潤、ニノ、キンキ……「ジャニーズカンフル剤」

 3月20日には、昨年夏に29年ぶりに再始動した男闘呼組が、24日放送の『金スマ』に出演することが発表され、ツイッターでは「金スマ」がトレンド入りするほど盛り上がりを見せた。

「久しぶりに、先輩の男闘呼組の面々を前にした“後輩・中居くんが見られる”ということで、ファンは沸騰。番組の注目度は高まっています。注目度が跳ね上がり、視聴率上昇につながる“中居さん×ジャニーズゲスト”。これまでも人気ジャニーズタレントをゲストに招き、『金スマ』は視聴率を上げてきました」(前出のワイドショー関係者)

 2021年12月と2022年1月の『金スマ』には松本潤(39)が出演。中居と1対1でトークを繰り広げ、嵐の“今後”について言及する場面もあった。

 また、2022年7月の『金スマ』にはKinKi Kids堂本光一(44)と堂本剛(43)がそろって出演。ジャニーズ事務所入所からCDデビュー25周年を迎えたキンキのこれまでの軌跡を秘蔵映像とともに振り返った。

 同12月の『金スマ』では、休養中の中居に代わって嵐の二宮和也(39)が代役を務めたことも話題を呼んだ。

「キンキの出演回のコア視聴率は4.1%で同時間帯トップ。二宮さんの出演回のコアも3.4%と爆上がりしたんです。男闘呼組は再始動後、トーク番組には出演しておらず、注目度も抜群に高いでしょうから、この日の視聴率も上がるでしょうね。

 ただ、こうした感じでジャニーズの先輩や後輩の出演がないと『金スマ』の数字は上がらないというのが実情です。病み上がりの中居さんには、なんとか踏ん張ってほしいですが、リアルに数字面を見ると『金スマ』は非常に危うい。いつ打ち切られてもおかしくない状況で、肝心の“ジャニーズネタ”もいつまでも続くわけではなく……TBS上層部も“そろそろ……”と考えている可能性は高そうです」(前同)

『金スマ』は“MC中居正広”の一丁目一番地。20年以上続く中居の代表番組に、V字回復の秘策はあるのだろうか――。