6月20日、TOKIOの国分太一(50)が、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)から降板することが決定した。日本テレビの福田博之社長が都内での会見にて発表、5月27日に「コンプライアンス上の問題行動」が発覚したためだという。他にも複数の問題も発覚、30年続けた番組の降板に、衝撃が広がっている。国分本人は18日にこの件について日本テレビから報告を受け、違反について認めたという。
1994年にデビューしたTOKIO。長瀬智也(46)・山口達也(54)という2人のメンバー脱退を受け、当初の5人から3人グループとなり、2020年に株式会社TOKIOを設立して独立した。国分は『ザ!鉄腕!DASH!!』にレギュラー出演するほか、個人でも『世界くらべてみたら』(TBS系)、『男子ごはん』(テレビ東京系)、『TOKIOテラス』(MBS)、『国分太一のTHE CRAFTSMEN』(BS10)、ラジオ番組『国分太一 Radio Box』(JFN系)などに出演。また、株式会社TOKIOでは取締役副社長・企画担当を務め、異業種とのコラボをリードしてきた。
なかでも2022年から進める福島県西郷村のキャンプ場構想「TOKIO-BA」はまさに今からが正念場といったところだった。「みんなで一緒に遊ぶ場」を作る共創型アウトドアフィールドプロジェクトで、国分は株式会社TOKIO-BA社長に就任。3人のTOKIOでも“TOKIOにしかできない”場づくりを考え、牽引してきた。
「人当たりがよく、アイデアも豊富な国分さんは、企画担当として裏方の仕事もよくやっていました。たとえば6月7日、丸亀製麺を“初めて食べる”という木村拓哉さん(52)のYouTubeにゲスト出演したときのこと。株式会社TOKIOと丸亀製麺は“共創型パートナーシップ”を締結しており、“丸亀製麺といえばTOKIO”という縁から呼ばれたものでしたが、そこで木村さんに、メニューには商品開発を担当した松岡昌宏さん(48)の写真しか掲載されていないことをいじられると、国分さんは『うどん食育』としてこどもうどん弁当を開発(2021年)するなど、“映像では映らないところをやっている”と力説していたばかり。
国分さんは『TOKIO-BA』でもサウナやキャンプ場、カフェなどの壮大な施設を用意したいと意気込んでいたそうです。教育とエンターテイメントをかけ合わせた取り組みをしたいと意欲的で、とにかく“教育”がキーワードだったはずです。それだけに裏でコンプラ違反をしていたなんて、仕事上の関係者もショックを隠せないでいます」(PR会社社員)