堺雅人が、6月11日放送の『THE TIME,』(TBS系)に出演、2023年に放送された主演ドラマ『VIVANT』(同局系)の続編決定をサプライズ発表し、大きな話題になった。

 同ドラマは日曜劇場枠で放送されて大ヒット。今年4月期に同枠で放送されたドラマ『キャスター』で主演を務めた阿部寛もメインキャストとして出演していた。

 阿部は、今回の『キャスター』では、報道番組を舞台に周囲を巻き込む型破りなキャスター・進藤壮一役を熱演し、圧倒的な存在感で視聴者をひきつけた。同ドラマの放送中、メインキャストの永野芽郁田中圭との不倫疑惑、同ドラマで共演するキム・ムジュンとの熱愛報道があり、それぞれが否定したものの現在まで尾を引いており、ドラマへの影響も懸念されていたが、6月15日の最終回は平均世帯視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率で幕を閉じた。

 4月期ドラマでは、阿部の他にも好演が話題になった俳優は少なくない。そこで今回は30~50代の女性100人に「今期ドラマベスト俳優」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第9位(3.0%)は、『あなたを奪ったその日から』大森南朋、『人事の人見』(ともにフジテレビ系)主演のTravis Japan松田元太が同率でランクイン。

 大森南朋は、北川景子主演ドラマ『あなたを奪ったその日から』で、北川演じる食品事故で子どもを失った母親・中越紘海が、復讐を誓った相手、惣菜店の社長・結城旭を演じた。紘海が旭の次女を誘拐することから始まる、復讐と親子愛のストーリーで、大森はある真実を隠した復讐相手を熱演した。

「演技が素晴らしい」(41歳/女性/主婦)

「芝居がうまく、引き込まれた」(49歳/女性)

「復讐相手なのに共感できた」(42歳/女性/パート・アルバイト)

 松田元太は、人事の人見』で、地上波ドラマ単独初主演。松田演じる人事部に勤務する主人公・人見廉が、前田敦子演じる会社を変えたいと日々奮闘するヒロイン・真野直己ら人事部の面々とともに会社の中で起こる社員のさまざまな問題と向き合っていくストーリーで、松田はピュアで既成概念にとらわれない破天荒な人見を等身大で演じていた。

「初めての主演で頑張っていた」(30歳/女性)

「自然体で良かった」(37歳/女性/会社員)

 第8位(4.0%)は、TBS系日曜劇場『キャスター』主演の阿部寛。

 冒頭でも触れたが、阿部は『キャスター』で型破りなキャスター・進藤壮一役を演じた。報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求していく社会派エンターテインメントで、真実を伝えるためには手段を選ばず、周囲を巻き込んでいく破天荒なキャラクターを、迫力たっぷりに演じた。

「やはり存在感がすごいし、かっこよすぎる」(56歳/女性/主婦)

「出ているだけで説得力がある」(33歳/女性/パート・アルバイト)

「何だかんだ演技が好き」(49歳/女性/会社員)

「演技力があり、安定感がある」(59歳/女性/主婦)