6月20日にTOKIO国分太一(50)の降板が発表された『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の最新回が、22日に放送された。同回は国分の降板発表後、初の放送ということで注目が集まっていた。

 国分を巡っては6月20日、日本テレビが国分について、過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したとし、出演することは適切ではないと判断。『鉄腕DASH』からの降板を決定したと発表し、日テレの福田博之社長が会見も開いた。同日、国分の芸能活動休止が、STARTO ENTERTAINMENT、株式会社TOKIOの公式サイトにて発表された。

 日本テレビは事案の詳細を「プライバシーなどの観点から配慮すべき点が多く、説明を控えさせていただく」と説明。ただ、日テレの福田社長が会見を開いて説明したことから、同局の番組で国分がレギュラー出演している『鉄腕DASH』絡みでのコンプラ違反がささやかれている。

 国分のコンプラ違反について、テレビ界では「スタッフにわいせつな写真や画像を“おねだり”した」や「スタッフに暴力的な言動があった」と言われていると、6月20日配信の『NEWSポストセブン』などが報じている。

 また、『週刊文春』(文藝春秋)の元記者でジャーナリストの中村竜太郎氏は21日放送の生情報番組『ドっとコネクト』(関西テレビ)にて、「スタッフに対する強烈なパワハラ、叩く行為あったとの情報がある」と、独自取材の結果を伝えている。

「6月22日朝のサンスポによると、国分さんは外出できる状態ではないとされ、株式会社TOKIO社長・城島茂さん(54)、副社長の松岡昌宏さん(48)をはじめ、事務所スタッフらが直接謝罪する方向で動いているといいます。

 騒動のさなか、松岡さんは21日に石川・七尾市文化ホールで主演舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』の初日公演に出演。楽屋口で待っていた報道陣とファンに気づくと帽子を取り、神妙な面持ちで約3秒、深々と一礼したといいます」(女性誌編集者)

 そんななか、22日の『鉄腕DASH』では、城島を中心に人気海洋企画「DASH海岸 巨大なヌシ大集合SP」が放送された。国分の降板について番組内で言及はなかったが、視聴者からは同番組のCMに“異変”が指摘された。

「『鉄腕DASH』には、前週15日放送回までは14社が提供に名を連ねていましたが、この日の提供テロップに表示されたのは6社のみ。

 また、スポンサー企業がタレントの不祥事を受けてCM出稿を自粛する際などに使われる、ACジャパンのCMが5回流れたことから、《ACが多くて少し不安》《来週増えてないといいな》などと、番組の今後を危惧する声も寄せられています」(前同)