■国分太一“会見ナシ”に「自分は逃げるんだ?」の声も…
国分本人は今回の騒動を受け、《長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です。期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます。改めて、ご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます》と謝罪コメントを発表したが、STARTO社は6月23日、TBSの取材に対して《会見の予定はございません》と回答したのだ。
これを受け、
《国分くんの会見なしは残念だなぁ》
《何をしたのか?分かるように説明が必要だと思います。もやもやする内容です…》
《山口達也は会見したぞ?国分太一は彼にキッツいこと言ってた気がするが自分は逃げるんだ?》
といった声がXには上がった。
国分が会見しないことについて桜美林大学准教授でコンサルタントの西山守氏は《国分さんや、株式会社TOKIOは謝罪表明は行ったものの、説明責任を十分に果たしたとは言い難い》《プライバシーの配慮は必要ではあるが、このまま国分さん、あるいは株式会社TOKIOが十分な説明責任を果たさなければ、影響はTOKIOのメンバー全体に及ぶのではないかと懸念される》とYahoo!ニュースに見解を出している。
「会見で日テレの福田社長は、プライバシー保護を最優先し、コンプラ違反の内容について記者から何度も質問を投げかけられても“申し訳ないんですけども、全く同じお答えしかできません”という回答にとどまりましたからね。国分さん本人に説明責任があるのではないか、と指摘されるのは当然でしょうね」(前出のスポーツ紙記者)
福田社長は会見で「5月27日に複数の事案を覚知、本人も認めている」「プライバシー保護の観点から詳細は言えない」「被害者がいるかどうかも言えない」「6月18日に本人へ番組降板を伝え、今日決定した」「国分さんは“番組降板となって申し訳ない”とコメントしている」「コンプライアンスに問題のある人を起用した日テレの責任はある、刑事告訴は考えていない」などと説明していた。
ワイドショーデスクはこう言う。
「プライバシー保護の観点から、国分さんのコンプラ違反が、彼の日テレの唯一のレギュラー番組である『鉄腕DASH』で起こったことなのかどうか、さらには被害者がいるかどうかも日テレの福田社長は言わなかったわけです。
ただ多数の報道も出ていますし、また“プライバシー保護”ということからも被害を受けた人がいるのは確実でしょう。ですが、“被害者”を守る立場の日テレのトップが、コンプラ違反がどこであったかも言えない、被害者の有無も言えない、というラインを引いたわけですよね。
そうなると、“加害者側”の国分さんも福田社長発言以上のことは絶対に言えないということになります。仮に会見を開いて言えることといえば、謝罪コメントと同じ《自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です》といったことぐらいでしょう。コンプラ違反の中身に関しては、ほぼゼロ回答になるでしょう。
福田社長の会見は具体的な説明が全くなくて物議を呼んでしまいましたが、当の国分さんが同じように“何も言えない”を連発したら、福田社長の会見の二の舞どころか、それ以上の大炎上を招いてしまうのは必至。
もし国分さんが会見をしたいと思っていたとしても、できない、というのがリアルなところでしょう。ただ、会見ナシは世間に“逃げた”ような印象を与えるし、説明責任を果たしていない、と言われたらその通り。だけど、会見をやれば大炎上し、火に油を注ぐことにもなりかねない……まさに袋小路に入ってしまった状態にあるのではないでしょうか」(前同)
『鉄腕DASH』に続きTBSの『世界くらべてみたら』からも降板――国分の芸能活動の今後は、全く見えない状況だ。