国分太一(50)の不祥事を受けて、TOKIOは6月25日、「株式会社TOKIO」の公式サイトでグループの解散を発表した。同社は現在残っている業務や、関係各所との調整などを終えてから廃業する方向で動いているとされる。

 TOKIOは1994年に城島茂(54)、松岡昌宏(48)、国分、山口達也氏(53/18年5月脱退)、長瀬智也(46/21年3月末脱退)の5人組グループとしてCDデビュー。

 その後、山口氏が18年4月に未成年女子に対する強制わいせつ容疑で書類送検される事件を起こし、同年5月に脱退。長瀬も21年3月末に芸能界を引退したことで3人体制となり、その後、グループを会社化。レギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)をメインにグループ活動を続けていた。

 ところが、6月20日午後、日本テレビ・福田博之社長が緊急記者会見を開き、国分に関して複数のコンプライアンス上の問題行為が確認されたことを理由に、『鉄腕DASH』からの降板を発表。コンプラ違反の詳細については、“プライバシー保護を最優先”を理由に一切語られなかったが、複数のメディアが、『鉄腕DASH』の制作スタッフに対するわいせつな写真や動画の要求があった、スタッフに暴力的な言動があった、などと報じている。

 福田社長の会見後、STARTO ENTERTAINMENTと株式会社TOKIOの公式サイトでは国分が無期限活動休止することが発表。そして25日、株式会社TOKIOの公式サイトにて、解散が発表されたのだ。前日24日に城島と松岡の2人で話し合い、その後、国分に連絡し、了承を得たことで解散が決定したという。

 なお、日本テレビはTOKIOの解散後も、城島と松岡には『鉄腕DASH』出演継続を依頼していることが各メディアに報じられている。

「SNSでは城島さん、そして松岡さんに対する同情、今後への応援の声が多く寄せられています。

 特に松岡さんは、7年前の山口さんへの厳しい姿勢が再度注目され、また『鉄腕DASH』の企画『DASH村』で25年お世話になっている福島県への丁寧な対応などもあり、より応援する声が多いですね」(ワイドショー関係者)