■7年前の「自分の意見」、現在の対応が話題に

 松岡は2018年に山口氏が事件を起こした際、グループで臨んだ会見でこう話していた。

「TOKIOに帰る場所がある、帰りたいという気持ちが彼にあり、その甘えの根源が僕らTOKIOだったとしたら……これはあくまでも自分の意見ですけれど。そんなTOKIOは1日も早くなくした方がいいと思います。僕がテレビを見ていたら、そうやって言う視聴者の1人だった」

 と、強く語っていたのだ。

「“甘えの根源がTOKIOだとしたら、そんなグループを続けるわけにはいかない”――7年前の“自分の意見”が、今回の決断にもつながったのかもしれませんね」(前出のワイドショー関係者)

 松岡は、今回の国分の問題発覚後、メンバーでは最初に福島県庁に謝罪の連絡をしていたことが明らかとなっている。福島県庁企画調整部は、21年4月にTOKIOと東日本大震災からの復興を応援する「TOKIO課」を設置していたが、6月25日配信の『産経新聞』(WEB版)によると、松岡はTOKIO課の窓口である風評・風化戦略室に謝罪の電話を入れていたという。

 7年前、そして現在。強い責任感を感じさせる松岡の行動には、

《1番いい加減そうに見えて、1番男気がある これからも福島県に寄り添って欲しい》
《松岡は後何回人の為に涙の謝罪をしなければならんのだろう》
《また松岡……謝ったのか〜副社長だから仕方なれど…松岡が謝ってる姿は何だか心が痛むんだよ…》
《なんか残された松岡と城島がかわいそうで… 山口メンバーの時のコメントで常識人なんだな思ったけど男気だわこれ》
《松岡くん、山口達也のときもだけど筋を通していて本当にすごい》

 といった声が多く寄せられている。

 また、今回の騒動を受けて、SNSでは1か月前に松岡が自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画が再注目されている。

「松岡さんは5月28日、『株式会社TOKIO内部を全公開!』と題して、同社のオフィスを紹介する動画を投稿していたんです。

 今のオフィスは24年4月24日から使われていて、3人メンバーが記念に柱に書いたサイン、3人が集合する写真などが紹介されていました。動画最後には松岡さんが“またオフィスで何かやる時には、YouTubeでも何かやりましょう”とスタッフに提案していましたが……その1か月後、会社は廃業する方向になってしまったと。

 松岡さんが同動画内で、国分さんが福島県から持ってきた一枚板で作られたテーブルを紹介したり、冷蔵庫に国分さんのハイボールが常備されていることを楽しそうに紹介していたのも、今となっては悲しいですね……」(前同)

 松岡の動画には、

《松岡さん、4週間前にせっかく株式会社TOKIOの会社の中身を教えて頂いたのに、こんな状況になるなんて想像もしてなかったです》
《このオフィスもなくなっちゃうの?》
《今やサインが悲しいな……》

 といった、悲しみの声が多く寄せられている。

 そんな松岡は、騒動前から主演舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』(6都市46公演)のために日本各地をツアー中。解散発表後初の舞台は、6月28日に愛知・東海市芸術劇場大ホールで開催される。

 デビュー31年目にして、予期せぬ形でのグループ解散を決断した松岡。彼の今の胸中は――。