■SixTONESと『鉄腕DASH』の親密関係

 そんな、若年層に刺さりまくっている番組『GOスト』だが、背景には『鉄腕DASH』も深く関わっている。

「『GOスト』は不定期特番『Game of SixTONES』をリニューアルし、レギュラー化した番組ですが、レギュラー化と新番組名の発表は、2月23日放送の『鉄腕DASH』内で行なわれたんです」(前出の制作会社関係者)

『GOスト』のレギュラー化は、2月23日放送の『鉄腕DASH』内でサプライズ発表された。

 同回では出演者が川に入り、生態系を乱す外来魚“プレコ”を捕獲する企画を行なっていたが、川底に『GOスト』のレギュラー化を告知する巻物が仕込まれていたのだ。ちなみに、TOKIO以外のグループがフルメンバーで『鉄腕DASH』に出演したのは、SixTONESが初めてでもあった。

「このコラボが実現したのは、森本さんが以前から『鉄腕DASH』に準レギュラーとして出演していたことだけではありません。『GOスト』の企画・演出を務めているのが、『DASH』の演出も担当している日テレの若手エース級演出のA氏だというつながりも指摘されています。

 もちろん現実的に考えると、メンバー全員個々の活動も忙しいSixTONESが『鉄腕DASH』に付きっ切りになるというのは難しい話です。しかし、TOKIOが5人いた時代も全員が揃わないことは珍しくなかった。

 それに現在の『新宿DASH』や『グリル厄介』といった企画も、TOKIOのメンバーが最低1人出演できれば、後輩のサポートで成立する企画でしたから、多忙なSixTONESが番組を“継承”することも不可能ではないと考えられますね」(前出の制作会社関係者)

『鉄腕DASH』で『GOスト』のレギュラー化が発表された際、城島はSixTONESに「時間と場所が変わったら、違う景色が見えてくる」「スタッフとの信頼、大切にしろよ」「みんなでつくるんだぞ番組は」などとエールを送っていた。

 国分が重大なコンプラ違反を犯し、TOKIOが解散。TOKIOの番組ではなくなった『鉄腕DASH』の危機を救うのは、SixTONESか――。