■”あとがき”に書かれていたメッセージ

「撮影した中村和孝さんは、元テレビ東京アナウンサーでタレントの森香澄さん(30)の1st写真集で、推計売上部数3万4000部超の 『すのかすみ。』(幻冬舎・2024年)や、元乃木坂46白石麻衣さん(32)の2nd写真集で、累計50万部を突破した『白石麻衣写真集 パスポート』(講談社・2017年発売)など、とにかく女性タレントの写真集をヒットに導くカメラマンで知られます。

 渡邊さんの写真集についても、彼女のナチュラルで自由に生きる、“今”を心から楽しむかのような表情を捉えていて、渡邉さんも安心して“素”をさらけ出すことができたことがうかがえます」(女性誌編集者)

 渡邉のインスタグラムでは、カメラマンと向かい合い、弾けるような笑顔ではしゃぐ撮影シーンの動画が公開されているが、その中身とは――。

「渡邉さんがSNSやメディアで発信しているメッセージには、自分の好きな格好をして、思うように生きたいという願いが伝わってくるものが多い。この写真集についても、“あとがき”にて《好きな服を着て、好きなメイクをして、好きなものを食べ、好きな人と好きな場所へ自由に行ける、そんな当たり前のようでとても尊い日々をみなさんと一緒に歩んでいきたいと思っています》など、人生を楽しみたいという強い意思を感じさせるメッセージが添えられています。

 収められている写真はビーチでの爽やかな水着姿や肌を露出させたショット、またベッド上でのショットなど、大胆とも思えるポージングも多数。かと思えば南国での撮影らしく果物を食べているものもあり、いろいろな表情を見せてくれています。“どんな困難があっても希望はある”といった強いメッセージは、テキストだけでなく、写真に映る彼女の瞳からも伝わってきます」(同)

 フォトエッセイではPTSDを発症するまでの経緯をつづっていた渡邊。写真集からは、再生と前進を感じさせるものとなっているようだ。