■役所広司演じるノゴーン・ベキはタイに逃げたのか
このたび公式SNSに投稿されたのは、《VIVANT COMING BACK 2026》という文言が添えられている、海の写真。大きく傾いた船が映っており、奥にも何隻か船が見える、というもの。全体的に薄暗く加工されており、どこか不穏な印象も与える一枚である。
《砂漠からスタートした前回 今回は海からスタートかな?》
《(前作の)スターウォーズの次は「タイタニック」オマージュ?ってこと…》
など世界観を想像する“考察”があるほか、前作の登場人物の名前を出しての、
《その船にベキは乗っていますかああああああああああ!?!?!?(絶叫)》
《ノコル姫船酔い確定やんけ←出るとも決まってませんよ》
といった声も。
ベキとは、役所広司(69)が演じた『VIVANT』のラスボス的存在で、謎の組織「テント」の創始者。正体は憂助(堺)と生き別れた父親だったが、憂助は日本を守るため、彼を不本意ながら殺害。そうして物語は幕を閉じたが、憂助が秘密裏に死を偽装したことをほのめかす描写もあり、強く生存説が言われている。加えて、公式インスタグラムで投稿された難破船の画像には、『Father’s Land』という音源が添えられているので、“父親”、つまりベキを匂わせているのは、とも。
そしてノコルとは、嵐・二宮和也(42)が演じた、ベキの“もう一人の息子”。前作のキーマンであり、終盤には憂助と共闘。すべてが終わった後はバルカ共和国で職務についているが、演じているのが大人気の二宮ということもあり、“続編に出て欲しい!”と願う声は多い。
「前回の『VIVANT』でベキの逃亡の手引きをした、竜星涼さん(32)演じる警視庁公安部・新庄浩太郎の“逃亡先”を示唆した写真という可能性もあるでしょう。
新庄は表向きは公安部の人間で、阿部寛さん(61)演じる野崎守の部下でしたが、正体はテントのモニター(諜報員)。前作のラストで、“海外へ逃亡します。他国のモニターとも連携がとれており、ルートは確保しています”と消えただけに、彼の逃亡先が続編の舞台になるのでは、という考察もされていますね」(前出のテレビ誌編集者)
1枚の写真から、多くの考察が生まれ盛り上がっている『VIVANT』の続編。さらに同写真を根拠に、
《VIVANTの続編東南アジアは確定だろうな タイとアゼルバイジャン?》
《え、タイ?アゼルバイジャンじゃなくて?》
《VIVANTの次回作がタイってほんと?親日国ってところもあってるし濃厚かな…そうだったら嬉しいなぁ》
など、福田監督が言う「日本人はあまり知らない」には該当しないが、親日国で知られるタイこそが、アゼルバイジャンに次ぐ続編のロケ地ではないかと指摘する声も寄せられている。
「ロケ地がタイでは、と言われている理由は、今回投稿された難破船と、一部のカラーリングを除きそっくりのデザインの船の写真が存在するからです。海外のフォトグラファーが、タイ南部のチョンブリー県バンサレーで撮影した写真がSNSで拡散されているんですよね」(前同)