■超目玉俳優2人に期待の声
今後、『あんぱん』に登場してくる超目玉俳優――1人目は、第15週(7月7日~11日)から、高知出身の代議士・薪鉄子役での登場が予告されている戸田恵子(67)だ。
「戸田さんは、『あんぱん』の制作が発表された時点で多くの視聴者から出演を期待されていました。それは、戸田さんが長らくアンパンマンの声優をしているからですよね。出演が明らかになり、《ついにアンパンマン降臨》《ついにアンパンマンの中の人が!》などと、SNSは盛り上がっています。
また、史実を踏まえても、なかりの重要人物を演じることは間違いないでしょうね」(前出のテレビ誌編集者)
史実で、小松暢さんは「代議士の秘書になる」という理由で高知新聞社をやめて上京し、それを追う形でやなせさんも1年後に上京し、結婚に至っている。戸田演じる代議士の鉄子が、その代議士である可能性は高そうだ。
そして『あんぱん』公式サイトでは鉄子のキャラ設定について《後にのぶ(今田)の人生に大きな影響を与えていくことになる》という意味深な記述もあるのだ。鉄子が、のぶと嵩の“愛のキューピット”となるのかも。
「また、登場はもうしばらく先になるとは思われますが、Mrs.GREEN APPLEの大森元貴さん(28)が、後半戦の重要人物として登場することも明らかになっていますよね。大森さんは圧倒的な女性人気を誇る大人気のアーティストですから、ふだん朝ドラを見ない人も『あんぱん』を視聴することになるのではないでしょうか」(前同)
『あんぱん』で大森は、作曲家・いせたくやを演じる。モデルは「手のひらを太陽に」の作曲でも知られるいずみたくさん。5月27日には、自身のインスタグラムに「たくや」と書かれたスリッパを投稿した際には、《匂わせ!》《もうすぐあんぱんの出番ということですかね》など期待する声が多く上がった。
ただし、史実でいずみさんとやなせさんが出会ったのは、1960年のこと。現時点での『あんぱん』は1946年が舞台のため、たくやと嵩(北村)との出会いは、まだ少し時間がかかるかもしれない。
なお、7月3日発売の『女性セブン』(小学館)によると、大森は北村ほか共演者たちにアドバイスを求めるなど、熱心に撮影に取り組んでいるという。
「超目玉キャストの戸田さんと大森さんに加えて、人気俳優の再登場に期待する声もあります。特に、戦争編での泣ける演技が話題となった妻夫木聡さん(44)は、公式サイトでも再登場が明言されています」(同)