■前任MC・榎並大二郎アナが「副部長」に昇進

 前出の制作会社関係者が続ける。

「関係者の間でも“青井さんはもう限界”という声が上がっているそうです。ただ、現時点で大きな動きはないようで、今秋の改編での降板はないと見られます。ただ、やはり評判は絶望的によくないですよね。少し前にパワハラを番組内で自ら謝罪するという大きな出来事があったのに、今度は放送中に気を抜いていて、不謹慎な姿を晒したわけですからね。

 以前から《イットの青井アナのこと初めて知った 視聴率も下がってるなら榎並アナに戻してほしい 榎並アナの方がぜんぜんよかった》《やっぱりイットは、榎並さんがキャスターの方が良かった件》など、前任の榎並大二郎アナウンサー(39)のほうがよかったという声が根強くありますが、榎並アナがもしかしたら、『イット!』に戻ってくることもゼロではなさそうな感じのようです。今回の人事では昇進しましたしね」

 フジテレビは7月6日、元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発した一連の問題を検証する番組『検証 フジテレビ問題~反省と再生・改革~』を放送したが、同番組にVTR出演した佐々木恭子アナ(52)が昇進したことも複数のメディアで大きく取り上げられた。

「7月10日付の人事で佐々木アナが『編成総局編成局アナウンス室部長』から『コーポレート本部アナウンス局次長』に昇進しましたが、榎並アナも『編成総局編成局アナウンス室主任』から『コーポレート本部アナウンス局アナウンス部副部長』に昇進。『アナウンス部副部長』というのは生野陽子アナ(41)と同じ肩書になりますね。

 これまで編成局内の部署だったアナウンス室は“中居氏・フジテレビ問題”をきっかけにアナウンス局として独立。榎並アナがそこの副部長に昇進するんです。昇進は、局内でも評価されているからでしょう。

 青井さんより榎並アナのほうが良かった、という視聴者が少なくありませんが、フジテレビ内部や現場スタッフからも“フリーアナの青井さんに安くないギャラを払うのなら局アナの榎並アナのほうがいいのでは”という声が上がっているといい、また榎並アナ自身も『イット!』を離れることには忸怩たる思いがあったといいますからね」(前同)

 24年3月に『イット!』を卒業した榎並アナは『すぽると!』のキャスターに就任。『FNN Live News α』のスポーツキャスターも務めている。

「今はスポーツキャスターの仕事を頑張っている榎並アナですが、現場スタッフ、フジテレビ上層部からの評価があり、そして何より視聴者の人気が高いですよね。現在、フジテレビは『イット!』の数字が悪く、その後のゴールデンの番組にも悪影響を及ぼしているところがあります。

『イット!』の数字回復は至上命題。来春あたり、榎並アナが、青井さんに代わって『イット!』に舞い戻ってくる、という展開は十分にあり得そうです」(同)

 賛否を招くが視聴者から支持され、“視聴率一強”の『モーニングショー』を牽引する玉川氏。一方の青井は、絶体絶命のピンチを迎えているようだ――。