■「二宮(和也)とは近年少し距離があります」ジュリー氏の衝撃告白
新潮社のコーポレートサイトでは、『ラストインタビュー』が刊行されるに至った経緯を記した本文冒頭の約50ページを発売前から公開しており、そこには嵐にまつわるところも。そこでは、嵐のメンバーとはそれぞれ近い距離感にあるのかという早見氏の質問に、ジュリー氏は櫻井翔(43)、松本潤(41)、相葉雅紀(42)とは対等に近い関係にあり、大野智(44)は会えば仲良くしているもののなかなか会えていないと告白。一方で《二宮(和也)とは近年少し距離があります》と語っているのだ。
「距離ができてしまった要因は、二宮さんが事務所に知らせることなく結婚式を強行しようとしたことではないか、とも言われましたね。
“距離がある”と明かしたジュリー氏の告白本は7月18日に発売になりますが、偶然なのかその約1か月前の6月17日には二宮さんの著書『独断と偏見』(集英社新書)が発売され、発売直前に行なわれたマスコミ合同取材会でジャニー氏の名前を出たことが話題になるとともに、物議を醸しましたよね」(前出のワイドショー関係者)
同書の中で二宮は“いま、いちばん会いたい人”としてジャニー氏の名前を挙げており、「誠心誠意をこめて謝ってもらいたい」としている。
発売前日の6月16日、マスコミ合同取材会に応じた二宮は「あの人が、人様に迷惑をかけなければ僕が所属していた事務所もなくならなかったし、僕がこういう道をたどることもなかっただろうし」と、23年10月に旧ジャニーズ事務所から独立した自身を振り返り、「世間様で言われている(性加害)問題に対しても謝ってほしい」と言及した。
民放キー局関係者はこう言う。
「二宮さんが著書の中で語っているのは本心でしょう。ジャニー氏が二宮さんの“居場所”を奪ってしまったと。事務所をつくった人でもあるが、壊した人でもあると。だから、謝ってほしい、ということです。
ただ、同時に芸能界、テレビ界でささやかれているのは、二宮さんが取材会でもジャニー氏の箇所を語ったのは、“創業家”への牽制の意味合いもあるのでは……ということ。告白本『ラストインタビュー』の発売からも伝わってきますが、ジュリー氏の動きは、一時期に比べて活発になってきている感もあります。二宮さんとジュリー氏の間には現在距離があるとされますが、二宮さんの中ではジュリー氏への警戒心もあるのではないか、とも言われていますね。
ジュリー氏は嵐のプロデューサーですが、すでに嵐からは離れ、メンバーは5人で『株式会社嵐』を設立。STARTO社とはつながりつつも、来年5月末で活動を終えるグループのことについては“自分たちでやっていく”となっていますよね」(前同)