■“ジュリー氏が復権か”報道も――

 ジュリー氏は告白本の中で《いまはタレントをSTARTO社に送り出したあとですし、私とあの会社とはいっさい関係がないので》とも語っているというが、所属タレントとの親交はいまだに続いているとも7月3日発売の『週刊文春』は報じている。

 文春によると、ジュリー氏はコンサートにはよく足を運んでおり、ジュニアのプロデューサーを務める関ジャニ∞大倉忠義(40)などと一緒に関係者席で観ているという。差し入れをすることも多く、マネージャーが「ジュリーさんにありがとうを言おう」と、タレントたちが感謝を伝える動画を撮影して送ることもあるとされる。

「2024年7月のtimeleszのライブ、同年10月のTravis Japanのライブ、先の5月23日に行なわれたHey!Say!JUMP山田涼介さん(32)のソロライブにもジュリー氏がいた、という目撃談が飛び交いましたからね。

 ジュリー氏がタレントと近づき、再びプロデュースなどに携わるつもりなのではないか――と疑う声が上がっても仕方のない状況なのかもしれません」(前出の民放キー局関係者)

 ジュリー氏のコンサート観覧や差し入れについて『週刊文春』の問い合わせを受けたSTARTO社は《個人として》行なっていると認め、アドバイスや意見を伝えているのではないか、という点には《あくまで個人としての藤島氏が感想などをお伝えいただいていると把握しています》という回答だった。

「STARTO社も否定はしていますが、多くの芸能関係者、そして音楽関係者がジュリー氏の動向を注視している状況にあります。

 俳優活動、音楽活動、冠のバラエティ番組などなど幅広い活動をする二宮さんには、さまざまな情報が入ってくるでしょう。著書『独断と偏見』からも伝わってきますが、二宮さんは多忙な中でも多くのことを考えて動いています。そして、そこでの絶妙のバランス感覚が、彼の今の成功を導いているのでしょうが、ジャニー氏に“誠心誠意をこめて謝ってほしい”と語った二宮さんの中では、旧ジャニーズの創業家に対して、大きく複雑な想いがある、と考えられていますね……」(前同)

 7月18日に発売となるジュリー氏の告白本。多くの反響がありそうな話題作だが、同書に二宮はどんな想いを抱くのだろうか――。