日本の自動車業界がもっとも華やかだった80~90年代。俺たちが“乗った・乗りたかった”あの一台をプレイバック!

■スーパーカーの「デ・トマソ」を名乗る小さな高性能車

  ダイハツは昔から軽自動車や小型車の得意なメーカーだ。1977年に発売されたシャレードは人気車になり、1983年に2代目に刷新され、スポーティなデ・トマソが追加された。「デ・トマソ」はかつて存在したイタリアの小規模メーカーで、エンジンなどは既存のメーカーから供給を受け、独自のボディに搭載していた。

1984年に、2代目シャレードに追加された前期型のデ・トマソ。フロントマスクがシンプルなデザインで、直列3気筒1Lターボの最高出力は80馬力だった。