■キンプリとNumber_i、双方ファンが告白本の内容を批判
当時の文春では、グループでの海外進出を目指す平野らと、テレビの仕事など国内での仕事を重要視するジュリー氏の方針が合わなかったことが報じられた。また、平野が何度もジュリー氏に直談判しようとしたのにドタキャンされ、しばらくしてようやく面談が叶うも、まともにメンバーの話を聞こうとしなかったとも伝えられた。
上記の報道内容をジュリー氏と旧ジャニーズ事務所は否定し、文藝春秋を相手取り名誉棄損で1億円超の損害賠償を求める裁判を起こしている。最終的にはジャニー氏の加害問題が露呈したことで訴訟は取り下げられ、決着した。
「そうした経緯がある“キンプリの分裂”ですが、今回、ジュリー氏の告白本『ラストインタビュー』内でキンプリ脱退騒動が掘り返されていることを知ったキンプリとNumber_iのファンは反発。キンプリとNumber_iのファンは分裂の経緯もあり関係性が良くない部分もあるのですが、今回は意見が一致している感じですね」(前出の女性誌編集者)
《もうキンプリとナンアイのことはほっといてよ~それぞれで楽しくやってるから燃料投下しないで》
《この本をようやく各々落ち着いてきたタイミングで敢えて出してくるところ、承認欲求の強さがひしひしと伝わる。自分の保身の為でしかなくて無理すぎる》
《離婚した夫婦が別の道を歩き、それぞれ新しい家族ができて幸せに暮らしてるところに、突然親戚のおばさんが出てきて昔のことをほじくり出して引っ掻き回してるようにしか見えない》
《珍しく双方のオタク「もうええて」が合致してて面白い》
といった、“今さらやめてくれ”とする双方ファンの怒りの声が殺到しているのだ。
「ファンの声にもあるように、キンプリとNumber_iは方向性の違いから分裂しましたが、どちらも前を向いて活動を続けています。ファンたちも気持ちの整理をつけようとしているのに、当人たちとは無関係なところで蒸し返されてしまっては、確かにたまったものではありませんよね……」(芸能プロ関係者)