■注目の新馬戦にはソダシの半妹と!
翌29日の騎乗機会は、2鞍でしたが、6R3歳未勝利で、イスラボニータ産駒のサクラアドリアがジワジワと伸びる末脚を発揮。こちらも嬉しい初勝利。これで、函館競馬前半戦が終了。7月12、13日から後半戦に突入です。
函館競馬9勝でリーディングの先頭に立った今週は、12日函館のメイン、五稜郭S。ドゥラメンテ産駒のラファドゥラと挑みます。5R芝1800メートルの新馬戦では、須貝尚介厩舎、金子オーナーの白毛の女の仔、マルガに騎乗します。
阪神JF、桜花賞、ヴィクトリアマイルとGⅠ3勝を挙げた半姉のソダシがデビュー戦を飾ったのは、5年前の7月12日。くしくも同じ函館で、同じ日にデビューすることになったマルガの走りを楽しみにしていてください。
武豊(たけ・ゆたか)
1969年3月15日、京都府京都市生まれ。1987年3月1日にJRA騎手デビュー。翌1988年、スーパークリークで菊花賞を制しGⅠ初勝利。以後、オグリキャップ・サイレンススズカ・スペシャルウィーク・ディープインパクト・キズナ・キタサンブラック・ドウデュースなど歴代名馬の手綱を取り、国内外GⅠ通算100勝超を達成した“レジェンドジョッキー”である。2018年9月には史上初のJRA通算4000勝、2024年5月12日には前人未到の4500勝をマークし、2024年度JRA賞特別賞と黄綬褒章を受章。現在もトップクラスで騎乗を続ける “競馬界の第一人者”兼“最多記録更新請負人”。