■SnowMan“『紅白』スルー”濃厚の一方で出場「当確」のSTARTO社グループ

 旧ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題の影響で、2023年の『紅白』に旧ジャニーズのグループは1組も選出されなかった。翌年の24年はSnow ManやSixTONESなどの出場が有力視されていたが、2年連続で同社所属のグループの出場はゼロだった。

『紅白』に出場しなかったSnow Manは23年の大晦日、同番組の裏でYouTubeライブでの生配信「Snow Man Special Live~みんなと楽しむ大晦日!~」を実施。最大同時接続数は133万に達し、日本記録を更新。24年大晦日の「Snow Man Special Live~みんなと楽しむ大晦日!2024-2025~」も最大同時接続数126万人を突破するなど大成功を収めた。

 芸能プロ関係者はこう言う。

「昨年、『紅白』サイドはぜひ出てもらいたいとオファーをかけていたようですが、Snow Manサイドが断ったとされます。メンバー間で出るか出ないかの話し合いが持たれたといい、結果、メンバー一致の結論で、出ないことを選んだと言われていますね。

 23、24年の配信ライブが成功したこと、ファンの満足度が高かったこともあり、今後も大晦日には配信ライブを実施し、『紅白』にはもう出ないスタンスだと言われていますね。そういった意味では、『音楽の日』はSnow Manにとって“夏の紅白”とも言える音楽特番になりそうですね」

 Snow Manが“『紅白』にはもう出ない”方針とされる一方で、“『紅白』に出たい”という意向があると見られているSTARTO ENTERTAINMENTのグループがいるという。

timeleszです。話題を席巻したオーディション番組『timelesz project-AUDITION-』(タイプロ、Netflix)を経て、2月に新メンバーが加入して8人体制での活動がスタート。6月11日発売のアルバム『FAM』は初週61.9万枚を売り上げて『オリコン週間アルバムランキング』で1位になるなど、ファンの間ではすでに大人気です。

 ただ、一般的な知名度はまだまだこれからといったところ。4月20日からは冠番組『タイムレスマン』(フジテレビ系)も始まりましたが、現在は火曜の深夜枠ですからね。一方、Snow Manの『それスノ』は金曜ゴールデン。同番組の視聴率も高く、すでに国民的グループになりつつあります。

 グループのプロデューサー的な役割を担う菊池風磨さん(30)は、timeleszを国民的存在にするため『紅白』に出たい、と思っていると見られており、『紅白』サイドからオファーがあったら“必ず出るはず”と音楽関係者の間では話されていますね。

『紅白』としても、今年大きな話題を作り、実際にCDが売れまくっているtimeleszはぜひとも出て欲しい存在でしょう。すでに“当確”では、という見方もありますね」(前同)

 すでに国民的グループになりつつあるSnow Manを追うためにも――timeleszの今年大晦日の『紅白』出場はかなりありそうな気配だ。