■最新インタビューで語っていた過酷病状「車椅子や杖が必要な生活でした」
3月7日発売の『女性自身』(光文社)には、
“テレ朝が『ドクターX』の続編を望んでいるが、米倉が首を縦に振らない。理由はイメージが固定してしまうことにくわえ『現状では腰が1クールの撮影に耐えられない』と米倉が漏らしているから”
という内容が報じられている。
米倉は、2019年に難病の低髄液圧症候群を患ったことを明かしていたが、2022年9月には、「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」と医師に診断されたことも明かしている。同年に主演予定だったブロードウェイミュージカル『CHICAGO』も、やむなく降板となった。
前出の『FLASH』でのインタビューで米倉は、
《ベッドから降りるのに1時間かかるほどの痛みがありました。車椅子や杖が必要な生活でした。呼吸することでさえ痛みを伴っていたので、もう消えたいって思ったほどでした》
と、過酷な闘病生活を明かしている。
「そんな大変な状態からはかなり回復されたのでしょうが、まだまだ万全とは言えないのではないでしょうか。
3月17日から始まった配信ドラマ『エンジェルフライトー国際霊柩送還士―』(Amazon Prime)では主演を務めていますが、同作は全6話。『ドクターX』はもっと長丁場だし、さらには、大門未知子のトレードマークでもあるハイヒールを履くことがキツくなってきた、と米倉さん自身が漏らしているとも報じられていますよね。そんな状況を受けて、“連ドラ引退説”まで報じられてしまっていますね……」(前出の制作会社関係者)
本人が出演に前向きではないと言われていることに加えて、万全ではない体調。『ドクターX』に限らず、連ドラ引退説が出るのも無理からぬ話なのかもしれない。
「ただ、テレ朝は『ドクターX』という確実に圧倒的な数字が取れるコンテンツは、可能な限り続けたいはずです。
今年は米倉さんの体調を考慮して企画を見送ったのかもしれませんが、“連ドラ完全引退”というのはさすがに言い過ぎで、今後も『ドクターX』の続編や、別のドラマなどが作られる可能性はあるでしょう。今年の10月クールで盟友の内山さんがプロデューサーを務めるというのは、『ドクターX』の枠を守るという意味合いもあるのでは、と考えられますよね……」(前同)
体調万全で『ドクターX』に戻ってきた米倉が演じる大門未知子の名ゼリフ「私、失敗しないので」を再び聞きたい視聴者は多数いるとだろうが――。