波乱が巻き起こった先の参議院選挙。東京選挙区でトップ当選を果たした参政党のさや氏(43)が7月23日になり、「本名」を公表。背景には“文春砲”によるスクープがあると見られ、にわかにさや氏の周辺が騒がしくなっている。
さや氏は、選挙戦では「日本人が安心して子どもを持てる社会をつくる」ことを掲げ、7月19日に「私を、皆さんの“お母さん”にしてください!」と叫んだことは大きな話題となった。ひらがな2文字と“通名“での出馬で見事議員への道を切り拓いたが、7月23日配信の『週刊文春電子版』および7月24日発売の『週刊文春』(ともに文藝春秋)が、そんなさや氏の結婚の経緯および本名を伝えたのだ。
公式プロフィールによればさや氏は、青山学院女子短期大学を卒業後、ジャズシンガーとして活動し、ラッセル・ワトソンや西城秀樹、杉田二郎、因幡晃ら国内外のアーティストと共演。その傍ら、保守メディアでのMC・キャスターにも従事してきた。
先の文春の電子版記事が公開される前の7月23日午前、参政党は公式HPにて「さやの本名は『塩入清香(しおいりさやか)』と申します」とさや氏の本名を唐突に公表。選挙戦で本名を使わなかった理由にについて、「シンガーおよびキャスターとして長年親しんでいただいた『さや(saya)』という名前で出馬させていただきました」「多くの方々に覚えていただきやすいという戦略的な理由もございました」と説明した。
そんなさや氏が、2008年頃に妻子ある音楽家・塩入俊哉氏(65)と知り合い、その後、20年に結婚していたという“文春砲”が放たれると、Xには、
《本名公開しなかったのは不倫略奪婚がバレたら選挙に響くからか》
《えーーー 不倫略奪婚した女が東京都民のお母さんなの? 子供苦しめといて?? 倫理観バグりすぎやん》
など、“略奪”というワードが浮上し、ドン引きする声が続出したのだ。こうした声を受け、さや氏は7月24日16時過ぎになり、
《離婚された4年後に結婚しております。「略奪婚」などでは全くありません。人の道に反するようなことは、 一切しておりません。》
と、“手順を踏んだ”ことを明言したが、「2人の距離の近さは知られるところだった」と言うのは、スポーツ紙記者だ。