劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』が、公開10日間で観客動員910万人、興行収入128億円を突破する大ヒットになっている。7月17日には、吾峠呼世晴氏による原作漫画『鬼滅の刃』(集英社)のコミックス全23巻の全世界累計発行部数が2億2000万部を突破したことが明らかになった。家族を鬼に殺された主人公・竈門炭治郎が「鬼殺隊」へ入隊、家族を殺し、妹を鬼にした鬼を倒すために戦う姿を描いたストーリーは、世代を問わず人気だ。

『鬼滅の刃』は、主人公サイドだけでなく敵である鬼たちのキャラも魅力的に描かれている。そこで今回は20~30代の男女100人に「『鬼滅の刃』好きな(印象的な)鬼キャラ」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第10位(2.0%)は、魘夢(下弦の壱)。

 魘夢は、強い鬼の階級組織である“十二鬼月”の一人で、下弦の壱の鬼。鬼としては珍しい洋装姿で、攻撃力はないが催眠術のように相手を眠らせる血鬼術を使い、この術にかかった相手は体を動かすことができなくなる。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』で、炭治郎たちに襲いかかった鬼としても知られる。

「ねっとりした話し方が妙に印象的だった」(37歳/女性/パート・アルバイト)

「見た目が好き」(23歳/女性)

 第8位(3.0%)は累(下弦の伍)、獪岳(上弦の陸)が同率ランクイン。

 累は、手から出す糸を生きているように自在に操る蜘蛛鬼一家の鬼。両親との愛情や絆に気づかずに両親を殺してしまったため、弱い鬼たちに自らの能力を分けて家族として偽りの家族を作るほど、家族の絆に固執していた。

「最後がかわいそうだった」(29歳/女性)

「見た目がかわいかった」(38歳/女性/主婦)

 獪岳は、元鬼殺隊士で雷の呼吸も使いこなす鬼。炭治郎の仲間で、普段はヘタレだがいざというときは強さを発揮する我妻善逸の兄弟子でもある。黒髪に太い眉毛が特徴で、冷淡な一面があり、いつも修行から逃亡しようとする善逸を嫌っていた。公開中の『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』では、善逸との対決も描かれる。

「善逸との関係性があるから」(30歳/女性/会社員)

「今回の映画で見どころがあった」(38歳/女性/パート・アルバイト)